海から見た東北地方の過去と未来 (2) ~東北の過去 後

(7) 戦国時代(15世紀後期~16世紀後期)  東北地方では守護大名が領域支配を早々と確立し、最上義光、伊達政宗、南部晴政、安東愛季、津軽為信などの戦国大名が誕生します。一方、越後には上杉輝虎(上杉謙信)が登場しました。  その頃中央では、尾張に登場した織田信長は急速に支配地域を拡大していき、室町幕府に代わる畿内政権を樹立しました(1573年)。しかし、信長は本能寺の変(1582年)によって滅ぼされ、代わって豊臣秀吉が全国を平定して統一事業を成しました(1590年)。豊臣秀吉の奥州仕置によって東北の有力諸藩は安堵されましたが、東北諸大名を牽制するため、豊臣秀吉は上杉景勝を越後から伊達、会津、置賜、庄内に移封しました。これによって、最上氏は南と西から上杉氏に挟まれる事となり、上杉氏にとっても置賜と庄内を最上義光に遮断されることとなり、ここに両氏は緊張関係となりました。  ちなみに、織田信長...