
『連山』にイラストが届きました。掲載いたします。各個人には2つの道がある事を示されています。
以上述べた石油文明の失敗を正すには,商業学や国際経済学などを含め学問をより深める必要がある。学問とは,失敗を繰り返さないための行動原理である。人間だから,一度は失敗してもよい。しかし,何度も失敗を繰り返すようでは考える人としての人間ではない。
砂漠化で失敗した古代文明から学ぶことは多い。学問なしにやみくもに環境政策を立案し,それにより行動している現状は,灼熱の太陽に覆いをかけるための『バベルの塔』建設の伝説を思いださせる。炭酸ガス温暖化対策としての排出権取引のようなことを口角泡を飛ばせて議論しているようでは,事態をますます悪くするだけである。
「もしもその通りだったとしたら,手遅れになる」との予防の原則(山口,1996,p110)を掲げて,あせって行動を始めることは最悪である。実行する前に,当否をまず考えることである。もしも,間違っていた時,取り返しのつかないことになるだけでなく,より本質的な問題を放置することになるからである。
自然現象であれ,社会現象であれ,問題のあるところには学問の種が転がっている。この問題を探す能力は,他人の説を疑うことより始まる。そして,疑うためには現象をよく観察しなければならない。この疑う能力と観察する能力を失い,世界の常識の解説だけをする者は,とても学者とは言えない。
ファッションとしての学術に依存しない環境対策をすればするほど結果は悪化するでしょう。
「情報の軽視」
「専門知識の不足」
「その場しのぎの対応」
良い悪いはありますが瀬島龍三(元伊藤忠商事会長)のように大日本帝国大本営作戦参謀、陸軍士官学校44期(1932年)卒で陸軍大学校51期(1938年)首席だった人や日本経済新聞にいた加藤正夫(陸軍中野学校卒)、堀栄三(大本営陸軍部第2部参謀、瀬島に情報を潰される。戦後は政治家)のように諜報教育を受けた人間が商社やメディアにいました。辛酸を舐めた人々がいましたが今の商社やメディアには世界の情報を肌で知っている人はほとんど皆無となりました。上記傍系諸氏の末端もなく、直系が残るのみです...
重要事項:知的な読者コラムを募集中です。連載作品から読み切り短文まで志願者は→ クリック
