ホクト タカシの最近のブログ記事

2007年12月20日

環境資源としての”大麻(ヘンプ)” その2

以前、環境資源としての”大麻”(ヘンプ)で記事を書かせて頂きましたが、「大麻」の効能についてもう少し詳しく書かせて頂きます。

1.大麻は伝統的な素材であり、かつ天然循環資源である。

 日本人は、伝統的に大麻を衣類・食料として栽培してきたわけですが、素材としてのすいぐれている点は、繊維組織の管束が長いことです。

 綿の繊維組織の管束が3分の2インチ(約2cm)しかないのに対して大麻は最長15フィート(約4.5m)もあり、この差が綿より8倍の引っ張り強度、4倍の耐久性を実現しているといわれている。大麻は洗濯機で洗え乾燥機にもかけられる。天然リネンのようにシワになるが、呼吸もする。 大麻には自然の光沢があり、吸収性が良いため美しく染め上げることができる。

 この繊維組織が長いことにより、繊維素材以外に、ファイバーとして建機素材その他に幅広く応用できる可能性があります。 また、繊維素材としても、

 天然循環資源である大麻は、環境的に優しい素材だということに加えて、現代社会で問題になっている有害物質に対しての対応素材といての可能性もあります。  大麻繊維は静電気を発生させません。 昔、「カミナリ様が鳴ったら蚊帳の下に入れ」といわれていましたが、蚊帳は本来、大麻繊維から作られています。 大麻には、電磁波や放射線などをある程度除去ないしは中和する可能性があります。
 -------(中略)---------- 
 電磁波シールド測定法による測定では、大麻布の電界及び電磁シールド効果で、大麻繊維が電磁波に影響されにくい繊維であり、電磁波に対して、ある程度の中和効果が認められてる測定結果が出ています。 
[麻ことのはなしより引用]

 アトピー等の肌に敏感な方むけの素材としてはオーガニック・コットンが有名ですが、アサの素材も、身体に良い素材として充分検討に値すると思います。 私自身も肌着にアサを愛用しております。

2.紙資源としての大麻

 はっきり申しまして、大麻を紙資源として本格的に栽培されるようになれば、森林資源を伐採する必要はなくなります。森林破壊がいかに人類にとって深刻な脅威であるかは周知の事実だと思います。 

 大麻紙の原料である大麻パルプは木材パルプと比較しても耐久性にすぐれ、同じ栽培面積から木材パルプの4倍の紙を生産できます。
[麻ことのはなしより引用]
 1994年3月、ドイツのフランクフルトで、汚染物質を出さない大麻パルプの生産を可能とする密閉サイクル型アンモニアーエステル[硫酸塩]ーアルコール(ASA)パルプ化法の開発が発表された(以前は4つの塩素処理が大麻セルローズのリグニン分解に必要であった)。 アルコール、水、そして加工により生じる副産物は、再利用または他の用途に利用できる。 ASAパルプ化法の分離度と柔軟さは、靭皮繊維パルプを低リグニン長繊維と高リグニン短繊維に分離することを可能にした。 このASAパルプ化法は、木材パルプと同質でありながら、15%白いパルプの生産と、木材パルプより優れた生産率を麻くずパルプ工場で実現させた。

 補足:紙の原料として注目されている「ケナフ」に関して

 ケナフ(学名:HIbiscus cannabinus L)は、アメリカ農務省が1960年から10数年かけて実施した「新繊維作物探求」という研究によって、最も有望な製紙原料の作物の一つと結論付けられました。近年、日本でも環境に優しい作物として、環境教育の教材として注目され、様々な企業、団体、個人がケナフの普及活動をしています。  ケナフとヘンプは、同じ繊維作物の仲間であり、その成長、外見、用途が驚くほど似ています。  

3.食料資源としての大麻

 大麻の実は、畑の牛肉といわれる大豆に準じた栄養価があります。 下の図に100当たりの栄養成分の大豆との比較を示します。

大麻と大豆の栄養成分の比較

 それ以外に、不飽和脂肪酸のリノール酸、リノレン酸が豊富に含まれておりボディークリーム等の化粧品にも応用できます。


関連コラム:希望の船


参考資料



革命者としてのプロジャーナリストの情報転記





今年も残すところあと僅かとなりました。同じ志を持つ皆が集まって、真剣に世界平和について考えてみませんか?ベンジャミンフルフォードによる“日本をよくするための提案”も発表しますので、皆で意見を交換しあいましょう。この機会にベンジャミンフルフォードと本音で話し合い、交流を深める場にしたいと思います。その他アイディアのある方は積極的にお持ちください。ベンジャミンフルフォードへの質問も大歓迎です!!


尚、会場の都合上、先着80名様で締め切らせていただきます。(※お一人様参加も大歓迎です)

~ベンジャミンフルフォード忘年会~

テーマ: 世界平和のために、日本を変えるために、私達ができることは何か?

日時: 2007年12月27日(木) 19:00~22:00(受付は18時半からです)

場所: 渋谷駅 T‘s salon 2F (東京都渋谷区渋谷1-6-8渋谷井上ビル)

アクセス: JR渋谷駅「東口」より徒歩5分

地図: http://www.tsrental.jp/access/index_salon.html

費用:  4500円 (フリードリンク3時間 軽食付き)

申し込み方法: 氏名、連絡先 、参加人数を明記の上、

          メール(benjaminoffice88@gmail.com)にてお申し込み下さい。

お問い合わせ: ベンジャミンフルフォード事務所 (benjaminoffice88@gmail.com)

2007年12月 9日

日本のエネルギーの現状と自然エネルギー源の可能性

 日本が石油等の化石燃料の多くを海外に依存しており、常に海外の紛争等の国際問題の影響を受ける立場に置かされています。まず、日本の現状、立ち居位置を正確に認識することが問題解決への出発点になると考えます。

1. 日本はエネルギー問題が解決すれば、全ての問題は、解決に向かう。

 これが私の基本的な考えです。
 日本の現状、エネルギー資源(化石燃料・ウラン等含む)の94%を海外に依存しており、食料自給率はカロリ-ベースで40%程度、昔は70%程度あったそうですが...、
 とすればエネルギー問題を解決すれば全ての問題は解決に向かうと思うのです。

 まず、日本の外務省HPより我が国の貿易に関するQ&Aから下記の資料を引用します。

 この図から、2005年度の輸入品に占める鉱物性燃料が約26%を占めています。 
 この分を自前で調達出来れば、エネルギーの不安はなくなりますし、お金も日本から出て行きません。
 貿易収支は黒字なのですから、余ったお金を有効なことに投資すれば景気は良くなると思うのです。


2. 日本のエネルギーの現状

 日本のエネルギーの現状を知るには資源エネルギー庁NEDOのHPが参考になります。
 まず、平成17年度(2005年度)エネルギー需給実績(確報)概要よりの抜粋です。

図.1 日本の一次エネルギー供給の推移

図.2 日本の最終エネルギー消費の推移

 この図から2005年度の状況を表にしたものを下記に示します。
 
表.1 2005年度の一次エネルギーの内訳

表.2 2005年度の最終エネルギー消費の内訳

 次の図.3に示すエネルギーの推移(2004年度)が、一次エネルギーから最終消費形態までのフローの流れを良く示しています。(オリジナルは資源エネルギー庁のHPの第2部 エネルギー動向参照してください。)(画像クリックで拡大)

図.3 日本のエネルギーの推移

 この図からも明らかな様に、石油の約70%が輸送機関の燃料や産業用の原料として消費されています。
 電力に関してみますと、図.4に日本の発電設備容量の推移、図.5に日本の発電電力量の推移を示します。電気は、安全でクリーンなために使いやすく、家庭用及び業務用を中心にその需要は増加の一途をたどっています。電力化率は、1970年度には25.8% でしたが、2001年度では41.6%に達しています。

図.4 日本の発電設備容量の推移

図.5 日本の発電電力量の推移

 以上が日本のエネルギー問題を論ずる上での叩き台のデータになると考えます。


3. 海洋大国としての日本

 僕自身、調べて見るまで実感が無かったのですが、日本の基礎情報を下記に示しますと

 [[[ 基本的な統計データから ]]]

国土面積約38万km2---- 世界で62位(2002)
人口1億2700万人---- 世界で9位(2000)
人口密度340人/km2---- 世界で4位(人口1000万以上の国)
食料自給率40%---- 先進国中最低(2003)
エネルギー自給率4%

 これだけ見ると、日本は、エネルギーと食料を海外に依存するきわめて脆弱な国であることが分かります。
 でも日本の強みは、人的資源、技術力、工業力等が考えられるが、実は下記の如く日本は海洋大国なのです。


排他的経済水域447万km2----  世界で6位 (領海を含む)

 (ちなみに1位:アメリカ、2位:オーストラリア、3位:インドネシア、4位:ニュージーランド、5位:カナダ)

 この広大な海の資源をいかに活用するかが、重要になってくると考えます。

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2007年11月23日

環境資源としての”大麻(ヘンプ)”

 はじめまして、日々色々な問題が新聞紙面を賑わせていますが、日本がエネルギー資源の98%が輸入であり食料自給率が40%(カロリーベース)であることを考えますと、エネルギー問題を解決することで、その他も問題も解決に向かうのではないかと言うのが私の意見です。

 また、日本の近代史を観ますと、明治維新・第二次大戦後と大きな歴史的転換を経ており其の時点で過去の歴史・文化を全否定する捩れが発生しています。 この捩れを元に戻し日本文明の本来のあり方を取り戻さないかぎりこの国の再生は無いだろうというのが私の私見でもあります。 

 今回は、環境資源としての大麻(ヘンプ)の可能性について簡単にご紹介させて頂きます。 

1. 大麻とは

 日本語で大麻(タイマ、おおあさ)英語名Hemp(ヘンプ)、アサ科の一年草(学名:Cannabis Sativa L カンアビス・サティバ・エル)、原産地は中央アジアと考えられる。 「麻」という言葉は、日本では古来から大麻のことをさしており、広い意味では、大麻に類似した繊維を取る植物及びその繊維のことをいいます。 同じ麻という文字を使う植物には、亜麻(アマ)、苧麻(チョマ)、黄麻(ジュート)、洋麻(ケナフ)、マニラ麻、サイザル麻などがありますが、植物学的な類縁はありません。  日本では古来から食用や繊維用として栽培されてきたが、第二次大戦後GHQ占領下において、1948年に大麻取締法が制定される。

大麻草

2. 麻薬との関係

 「大麻」=麻薬ではない、麻薬の原料になるということです。 大麻草の花穂や葉にTHC(テトラヒドロカンアビノール)という化合成分が含まれており、それが向精神作用をもたらす。 大麻の葉を乾燥させたものがマリファナ(Marihuana)、ハシシュ(ハッシッシ)Hashishは花穂や先端部の葉から出る樹液を固めたものである。

 [参考:主な麻薬]
  ヘロイン(heroin):ケシの樹液から取れるアヘンに含まれるモルヒネから作る麻薬。
  コカイン(cocaine):南米に生育する「コカ」という木の葉から抽出される麻薬。

 ですが、すでにこのTHCの含有率の少ない産業用ヘンプが品種改良させています。

3. 日本人と大麻

 福井県の鳥浜遺跡からは約5500年前の麻の編み物の切れ端が出土している。
 BC239年 邪馬台国の女王:卑弥呼が魏(China)に大麻の布を送る。 (「魏志」倭人伝)
 AC800年 大麻栽培の由来について記述している「古語拾遺」。奈良東大寺の正倉院にはこの時代の麻紙が遺されている。 「万葉集」では30あまりの詩に麻が登場する。
 AC869年 麻布が各地の特産物となり、絹や綿と同様に市場で取引される。(「続日本後紀」)
 1948年に大麻取締法が制定されるまで、日本各地で栽培され、1950年の栽培面積は4,049haでしたが、以降急速に栽培されなくなる。

 大麻は日本人に身近な植物であり神事にも幅広く活用されていました。 七味唐辛子の一味はアサの実です。 (七味:唐辛子・ケシの実・青海苔(又はシソの実)・アサの実・黒ゴマ・山椒の実・陳皮(ミカンの皮)) 

4. 大麻の効能・可能性

 大麻の効能を考える時、マリファナ・ブックからの下記の1節が参考になると思います。



ここで、なぜ大麻なのかという疑問を持つかもしれない。それは大麻には他にはない、もしくは他より優れた長所があるからこそなのだ。 たとえば、いま繊維原料として最も大量に栽培されている綿は、膨大な量の農薬を必要とし環境汚染の一因となっているが、大麻なら農薬の必要性は低い。 紙の原料となっている木材は、貴重な森林資源から得なければならず、また木材を原料とした化学パルプ化法は公害を招くが、大麻を製紙原料にすればこれらの問題を一挙に解決できる。 石油は有限で、またその使用は二酸化炭素を出し地球温暖化の原因の一つとなっているが、大麻は成長過程で二酸化炭素を酸素に転換するので燃焼しても大気中の二酸化炭素のバランスを崩さないし、大麻は無限に栽培できる。


 以下の効能・特徴を列記します。
 1.栽培に関して、農薬の使用量が少なく、成長が早い 約110日間で3~4メートルに達する。
 2.土壌をいためずに連作が可能、特に日本ではソバとの連作が可能
 3.実は食用に適し、大豆に匹敵する栄養価がある。
 4.製品の応用範囲が広い。
   繊維製品・紙の原料・建築材・茎のセルロース成分からエタノールを精製可能。

 etc.

 等、非常に広い応用範囲があります。

5. 大麻の栽培の進展状況

 ヨーロッパ・カナダを中心に大麻の禁止を見直し環境資源として再評価が進んでいます。

 [大麻栽培を解禁した国]
  1993 イギリス
  1994 オランダ
  1995 オーストリア
  1996 ドイツ
  1998 カナダ

 [元々栽培している国]
  ロシア・中国・北朝鮮・ルーマニア・フランス

 [禁止・規制の厳しい国]
  アメリカ・日本

 世界で、大麻栽培及び産業化は急速に進んでいます。 日本においてもアサ製品の需要は伸びており、日本紡績協会によると原料の輸入が1998年が38トンにたいして1999年1月~10月累計で261トンに達しており、国内自給の声も高まって来ています。
 注:現在、日本での大麻栽培は大麻取締法下での許可制となっています。

参考資料

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