日本のエネルギーの現状と自然エネルギー源の可能性

 日本が石油等の化石燃料の多くを海外に依存しており、常に海外の紛争等の国際問題の影響を受ける立場に置かされています。まず、日本の現状、立ち居位置を正確に認識することが問題解決への出発点になると考えます。

1. 日本はエネルギー問題が解決すれば、全ての問題は、解決に向かう。

 これが私の基本的な考えです。
 日本の現状、エネルギー資源(化石燃料・ウラン等含む)の94%を海外に依存しており、食料自給率はカロリ-ベースで40%程度、昔は70%程度あったそうですが...、
 とすればエネルギー問題を解決すれば全ての問題は解決に向かうと思うのです。

 まず、日本の外務省HPより我が国の貿易に関するQ&Aから下記の資料を引用します。

 この図から、2005年度の輸入品に占める鉱物性燃料が約26%を占めています。 
 この分を自前で調達出来れば、エネルギーの不安はなくなりますし、お金も日本から出て行きません。
 貿易収支は黒字なのですから、余ったお金を有効なことに投資すれば景気は良くなると思うのです。


2. 日本のエネルギーの現状

 日本のエネルギーの現状を知るには資源エネルギー庁NEDOのHPが参考になります。
 まず、平成17年度(2005年度)エネルギー需給実績(確報)概要よりの抜粋です。

図.1 日本の一次エネルギー供給の推移

図.2 日本の最終エネルギー消費の推移

 この図から2005年度の状況を表にしたものを下記に示します。
 
表.1 2005年度の一次エネルギーの内訳

表.2 2005年度の最終エネルギー消費の内訳

 次の図.3に示すエネルギーの推移(2004年度)が、一次エネルギーから最終消費形態までのフローの流れを良く示しています。(オリジナルは資源エネルギー庁のHPの第2部 エネルギー動向参照してください。)(画像クリックで拡大)

図.3 日本のエネルギーの推移

 この図からも明らかな様に、石油の約70%が輸送機関の燃料や産業用の原料として消費されています。
 電力に関してみますと、図.4に日本の発電設備容量の推移、図.5に日本の発電電力量の推移を示します。電気は、安全でクリーンなために使いやすく、家庭用及び業務用を中心にその需要は増加の一途をたどっています。電力化率は、1970年度には25.8% でしたが、2001年度では41.6%に達しています。

図.4 日本の発電設備容量の推移

図.5 日本の発電電力量の推移

 以上が日本のエネルギー問題を論ずる上での叩き台のデータになると考えます。


3. 海洋大国としての日本

 僕自身、調べて見るまで実感が無かったのですが、日本の基礎情報を下記に示しますと

 [[[ 基本的な統計データから ]]]

国土面積約38万km2---- 世界で62位(2002)
人口1億2700万人---- 世界で9位(2000)
人口密度340人/km2---- 世界で4位(人口1000万以上の国)
食料自給率40%---- 先進国中最低(2003)
エネルギー自給率4%

 これだけ見ると、日本は、エネルギーと食料を海外に依存するきわめて脆弱な国であることが分かります。
 でも日本の強みは、人的資源、技術力、工業力等が考えられるが、実は下記の如く日本は海洋大国なのです。


排他的経済水域447万km2----  世界で6位 (領海を含む)

 (ちなみに1位:アメリカ、2位:オーストラリア、3位:インドネシア、4位:ニュージーランド、5位:カナダ)

 この広大な海の資源をいかに活用するかが、重要になってくると考えます。

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コメント

>国土面積 32万km2 ---- 

32万km2より広いはずですが。

Frusato様
 ご指摘ありがとうございました。
確かに確認してみましたが、僕の参考にしたデ-タが正しくなかった様です。
 確認のうえデ-タは修正いたしました。
 ありがとうございました。