消滅していく企業と富裕層

繰り返される歴史


出典:今年1月世界の株価が560兆円減少(YAHOOニュース)
1715年にルイ14世が死去した後、ルイ15世が5歳でフランス国王に即位した。財政再建の任にあたったのは、摂政オルレアン公フィリップ2世であった。彼は、知り合いのスコットランド出身のギャンブラー、ジョン・ローが提案した、それこそギャンブル的な案に乗った。
ジョン・ローは、1716年に600万リーブルの資本金で銀行を設立することを許可され、金と兌換できる銀行券を発行し、それで集めた金で、価格が下落していたフランス国債を買い始めた。国債残高は膨大であるから、国債をもっと回収するためには、さらに新たな資本を作って、銀行券を追加発行しなければいけない。そこで彼は、ミシシッピー会社を立ち上げ、金鉱開発など、当時フランスの植民地であったルイジアナ(ミシシッピー川流域)で有望な事業を行うと発表し、会社の株価を吊り上げた。1718年には、彼の銀行は国立銀行(バンク・ロワヤール)となり、1719年には、ミシシッピーの特許事業を拡張し、1720年の1月には、彼の会社の株価は当初の36倍にまで跳ね上がった。国債残高は半減し、金利は低下し、インフレは沈静化した。しかしその代わり資産価格の異常な高騰、すなわちバブルが発生したのである。
バブルは、いつかははじける。ミシシッピーでの金鉱開発事業がでたらめであることが暴露され、株価は暴落した。人々は銀行券を金に変えようとバンク・ロワヤールに殺到したため、バンク・ロワヤールは支払い不能に陥ってしまった。1720年の12月には、ジョン・ローはブリュッセルに亡命し、フランス経済は深刻な恐慌に陥ってしまった。このデフレから脱却するためにブルボン王朝がとった手段は公共事業としての戦争だった。ポーランド王位継承戦争(1733-35)、オーストリア王位継承戦争(1740-48)、七年戦争(1756-63)といった積極財政は、確かにリフレ効果はあったものの、財政逼迫というもとの問題を再燃させ、1789年の破局に向かっていく

人間には2種類のタイプがいます。歴史を学び静かに時が来るのを節制しながら待つタイプの人と我慢を知らず感情のままに短期的な欲望を優先するタイプの人です。資本主義は富裕層の時代です。富裕層はイースター島の住民が森林資源を破壊しつくして文明が崩壊したように、石油に代表される炭素文明を破壊しました。その一つが今回の世界同時バブル崩壊現象です。サブプライムローンは住宅ローンです。多くの人々は郊外の住宅と都市部のオフィスや工場をマイカーで通勤していました。主婦も、ショッピング・モールに自家用車で買い物に行き、多くの食材日用雑貨を購入しました。この生活スタイルはガソリン(石油)に大きく依存した中心型システムです。油田が枯渇すれば崩壊します。中東の油田は40年分の石油がありますが経済的な価格(1リッター1000円以下)で購入できるのは残り12年程度です。この12年で対策を取れるかどうかの勝負です。平成10年では1バレル15ドルだったのが現在は90ドルを越える価格です。エネルギー価格の高騰は中心型システムによって運搬される諸物価を高騰させます。多くの人々は可処分所得が減少し生活物資は売れなくなります。そうして、世界は資源の奪い合い=世界大戦へと突き進みます。

参考コラム:イースター文明(永井俊哉著)

再生可能なエネルギーへの投資


出展:時事通信(Yahoo)
人間の経済は自然環境の制約を受けているので、リフレ型経済成長は無際限には続かない。資源需要が資源供給の上限を超えて増大し、貨幣供給が貨幣需要の上限を超えて増大すると、経済成長を伴わない物価の上昇、所謂スタグフレーションが始まる。スタグフレーションは、大規模な戦争の後に見られる資源枯渇現象であり、コンドラチェフ第一波動の山はナポレオン戦争と米英戦争、第二波動の山は南北戦争・普墺戦争・普仏戦争、第三波動は第一次世界大戦、第四波動は第二次世界大戦/ベトナム戦争によって頂点に達している。これら頂点の時期は太陽黒点数の減少期にあたるため、農作物も不作になる。天然資源の不足は資本コストを高め、食糧不足は労働コストを高め、企業は生産の縮小を余儀なくされる。従って、スタグフレーションは、不況と失業率の上昇を帰結する。

多くの愚かな人間はエネルギー問題を技術的な問題だと考えています。しかし、地球温暖化も、水質汚濁も、大気汚染も、放射能問題も、砂漠の拡大も、全て人間の科学技術が生み出した問題です。新しい技術を生み出しても必ず副作用や反作用を生み出します。化石エネルギーの枯渇による諸物価の高騰に対応するにはエネルギーの増産が一番良い投資です。然しながら、従来の石油で生計を立てている国々や企業は新エネルギーに大反対です。石炭で生計を立てていた夕張市の財政が破綻したようになりたくないのです。しかし、石油資源の経済的枯渇は12年後に迫っています。太平洋戦争のように軍隊を出して資源を奪い合っても、イラク戦争のアメリカのように日本は敗退するでしょう。海を渡って中東油田地帯まで大軍団を遠征する国力は島国である日本にはないからです。一番良い方法は新しいグランドデザイン(再生可能なエネルギー=持続可能な農業)の教育体系を整える事です。江戸時代には多くの藩校がありましたがそれらは現在の大学のような中心型に変化しました。今度はその教育体系をインターネットや携帯電話を使用した脱中心化した教育体系に切り替える必要があります。ここで最も重要なのが分散化はカオス化し易いということです。それに対応すには分散化=一体化でなければなりません。そこには集合的無意識で結ばれた高度信頼社会が不可欠です。そして、それぞれの集団には多少でも精神感応力を持つ人材が配置されれば組織混乱にならずに完全に機能するでしょう。
我々は日本再生の為に最優良な人員は新しい情報体系と補給体系と教育体系の為に使用します。痛いという感覚がなければ怪我や病気の治療もできません。日本人はエネルギー危機とは何なのかを知る必要があります。(参照:天山レポート 南洋支隊からの手紙)世界では既にエネルギー価格の高騰によって、石油や食糧が配給制になっている国もあります。もっと酷いエリアでは国という統治組織事態が崩壊しています。私の友人達は知識人大学人に頼んでその選別を進めています。もし、消滅したくなければ貴方は変らなければなりません。自社の利益しか考えない企業は消えていただきます。しかし、地球や社会や他人や他国にとって、とても大事な存在になれば安全です。自己能力を研磨し、それを工業化によって自然が崩壊し、病んだ世界を治す為に使えば安全です。社会にとって不必要な存在は環境の悪化によって間引かれます。聖書に、「復讐するは、我にあり」という言葉があります。これは人の生死は神の領域であり、個々の人間が人を処罰しなくても、天が人を適切に処罰するという事です。情報社会は情報が公開される社会です。何もしない選択をした人はその業を背負うでしょう。情報社会時代のビジネスは店頭に商品が並ぶ前に売り切れています。それがエネルギーや鉱物資源の節約になるからです。電脳空間(ワイヤード世界)で重要なプロジェクトは全て可視化された形でシミュレートされ、リアルワールドで製造運搬されます。ロシアのプーチン大統領による見事な閉鎖海戦略(アフロ・ユーラシアと対日包囲戦略概論より)に対抗する唯一つの作戦である水素船プロジェクトはステルス域(電波メディア領域外)がメインフィールドです。ハイドライドの製造、補給港網、運搬手段、需要地域は最重要な背後連絡線です。

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