富裕層の売りと国家の買い

弱者の報復

先ずは上記を見てもらいたい。海外から日本を見ると奇妙な国になったという話は聞いていた。その理由は、金融不安の時に公的資金を導入した事が原因だと確信する。この10年で格差社会は固定化した。バブルという富裕層の博打の負債を国家が被った。それによって富裕層のツケは国民全体のツケになった。後ろ暗い権力者は上記のような若者を殴れなくなった。叱れなくなった。説教できなくなった。そして、高齢化した彼らは膨大な数で社会を押し潰すだろう。

富裕層の売り=交換

amr0810131655000-p1.jpg
出典:米大統領選、オバマ氏が富裕層にも食い込む -産經新聞

現在、日本も含めた世界中の富裕層が株式や不動産を売っている。彼らは流動性の高い紙幣に一時的に避難する。これは既にそのように取り決めがあるからだ。その後、猛烈な通貨膨張が発生する。これはインフレーションとよばれるものだ。愚者に騙された愚民は通貨しかコミュニケーション・メディアを知らない。しかし、智慧(言語や芸術)や法秩序(権力=暴力)も、コミュニケーション・メディアである。富裕層が茶道や華道、船舶免許やダイビングライセンスを取得するのは楽しいだけではない。それが生き残る為に役立つからだ。伝統的階級ほど文化的な素養が大きい。水素文明は数多くのサブシステムによって構成される。それぞれが独自のシステム系を持ち、それぞれが単体でも最低限度の維持できるように設計されている。巨大なダムや原発は必要なく、小さな水車や風車、ソーラーパネルをサイバードクトリン(制御理論)によって運用される。つまり、一番大事なのは遠隔教育(生涯学習ネット)であり、第二には省エネ工法(規格に沿った水車や風車など)となる。第一と第二がそろって始めた第三段階である水素エネルギーWebへと進むのだ。日本の政治家がエコ、エコというが本当にエコに大事なのは智識と集合意識の認識である。つまり、本当に日本がエコに進めば、現在の政治家の多くは失職するだろう。これが集合意識である。

国家の買い=国民負担

米政府の金融危機対策、265兆円規模に
【ワシントン=西崎香】米政府が14日に発表した経済危機対策で、政府機関の連邦預金保険公社(FDIC)が同日から保証することになった金融機関の債務は対象額が約1.4兆ドル(約142兆円)にのぼる、と金融当局が明らかにした。公的資金による金融機関への資本注入などを含めた対策の総額は最大2.6兆ドル(約265兆円)にのぼる。
出典:朝日新聞



富裕層が古いコミュニケーション・メディアである有価証券(株券社債)や余剰不動産を売っている。では誰がゴミ債券を買っているのだろうか? それは国家である。国家には富裕層もいれば中産階級や下流階級もいる。富裕層は売り逃げができるが中産階級は現在以上に没落していく。我々、国境を越える知識人は世界中にいるがCyberULSの共通意識として情報の共有化というものがある。これは参加する事により智慧と情報を生み出すという独特の教義がある。情報とは等価交換するか、生み出す者であり、金で買えるような情報には碌な者は無いという経験則によって運営されている。インフレーションによって目減りはするだろうが即時交換性の高い流動通貨である紙幣を持つのが現時点では一番賢い選択である。そして、その通貨を持って勉強したり、体力をつけたり、健康を維持するべきである。もし、完璧に信頼でき尚かつ勝利のオーラに包まれている人間がいたならばその人に投資するのも手である。特に親族や身近な若者、友人、恋人であるならばそれは実に素晴らしい事である。未来を託すことが出来る人間はそんなに簡単に得る事はできないからだ。21世紀は水素文明、情報革命、智識依存型経済の時代である。それはある小説を読み、これの映画が見たいと思ったらその映画製作の為に投資(予約)することが出来る時代である。その予約者が多数集まればその夢(映画)が実現するだろう。それを可能とするツールがサイバーキャッシュである。石炭エネルギーである蒸気機関による汽船や汽車が必要だったがそれを支えたのが活版印刷や電信であった。石油エネルギーである内燃機関による自動車や飛行機が普及するにはラジオやテレビが必要だった。それらが微積分により培われたようにサイバードクトリン(制御理論)に基づき水素文明と情報革命はエントロピーの上昇を引き起こさずに一部の人間を再生可能な文明へと移行させる。貴方を助けることができるのは貴方だけである。そして、貴方は知る。自分だけでは何もできないという事をである。お金も、名声も、権力も、全て他人が貴方に与えてくれるものだからだ。その小さな夢を体現するには個人の勇気が必要である。連山を読むだけの智識があるワーキンブプア苦しんでいる勇気ある青年を助けないなら私は彼を見捨てない人々と進むだろう。一番上にあるビデオをもう一度見て欲しい。子ども達を永遠にあのような状態にしておきたいのですか?今日を大事にしないなら明日という日は永遠に来ないでしょう。

このコラムを楽しんだ人は→ クリック

参考コラム=自滅する日本の貧困者
参照コラム=お金が消える?
推薦コラム=資本主義が自殺した

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.cyberuls.com/blog/mt-tb.cgi/7441

トラックバック

» ダウ記録的サージで危機脱出?IMF・EU緊急サミット効果 from 米流時評
   ||| IMFとEUが緊急サミット ||| グローバル金融を危機から救えるか? IMFとEUが緊急財政サミット 世界先進国の財政首脳がワシン... 続きを読む

コメント

上京して売れない生活苦の劇団員を起用したヤラセ街頭
インタビュー、ヤラセドキュメンタリー番組を制作するテレビ局。

攻撃したい対象物を自らの都合の良いように可視化させ、
さらし者にする術は常習的です。

確かに似たような状況にある若者は世界中(先進国)に
沢山いるのでしょうね。

しかしこの映像にあるような、弁が立ち、図々しい、厚顔無恥
な人間達は、弱者ではないでしょう。

現状、苦しんで追いつめられている日本人の多くは、
自らを必要以上に恥じ、人目を避けるようにして生存しています。

日本の弱者の特徴として、その羞恥心の強さにあると思います。
生活保護を拒絶して自殺していく弱さとのそのコントラストは痛々しい限りです。

智識がなければ、鈍感に厚かましく無感覚に生き伸びること
もできるのでしょうが、今、人間扱いされていない多くの
日本の弱者達の感覚は非常に繊細で、
自力ではもはやどうしようもできないギリギリの所に置かれています。

まずは自らの置かれている役柄と立ち位置を
ありとあらゆる角度から各々に知らしめることから
本質的な革命はスタートするのでしょうね。

弱者がギリギリだとすれば中の人は死ねというでしょうし言わなくても結果は同じでしょう。
そんな人間、ここでは見かけませんがね。

コメントする