諸行無常の響きあり
【シンガポール=宮野弘之】世界的な金融危機の影響を受け、パキスタンが対外債務不履行(デフォルト)に陥る可能性が高まり、国際通貨基金(IMF)との間で緊急融資についての協議を始めた。これに先立ち、パキスタンを訪れたバウチャー米国務次官補もザルダリ大統領らと会談し、金融対策も含めて対応を協議した。
出典:【金融危機】パキスタン対外債務不履行の恐れ IMFと協議
まず、藤原直哉のインターネット放送局(mp3)を聞いて欲しい。既に日本の不良債権は非常に危険な数値になっている。既に債券市場は機能せず負債総額は上半期だけで戦後5番目の大きさになった。海外投資に失敗した商社、クズ外債を購入した銀行、最も腐敗した利権である海外ODA、原発利権に頼ったゼネコンの処理が来年から始まる。気の毒だが既に情報は統合整理され後は政治的な環境によって適切に公開されるだろう。彼らが引きこした財政赤字は巨大で多くの人々は怒るだろう。みんな半年後、1年後の世界の風景を考えて欲しい。その風景は現在と大きく変わっている。(その風景を知りたい人は→ mp3音声ファイル)
足利幕府も、徳川幕府も、大日本帝国も、永遠に続くと思っていた人もいただろう。しかし、不死の人間がいないように不滅の国家も無い。ドル基軸通貨システムの崩壊は巨大なゼネコン、商社を不祥事によって追いやった。助けてやりたいが社会にとって不可欠な良い事をした企業は少数しかいない。真に勇気があるかどうかが試される時代です。頭の中では将来は変わると判っても、現在が永遠に続くと人は考えます。人間は動物脳である双曲割引によって小さい短期的な誘惑は近くにくると急に大きく見える。まだ遠くにあるもっと大きい長期的な見返りよりも、一時的に魅力的に見えてしまう。これが人が誘惑に負けるメカニズムである。事前の決意が直前にゆらぐのはまさにこのせいだ。後一歩で勝てるにも関わらず、初志を貫徹できないから企業は倒産していく。どんな企業も、当初は高邁な理想があった。その理想を忘れた時、社会から捨てられる。潰れたら困る機能と一体化した企業なら潰さない。特権に胡座をかく企業は倒産や分割した方が効率的ならこのような激動期にはそのように処分される。そして、それを決めるのは個人である。例え組織のように見えても、その決断をするのはキーパーソンと呼ばれる個人である。キーパーソンは一種のオーラがあるので普通の人はその違いにすぐに気がつく。彼は企業を見ずに各企業内にいる個人を見ている。その高邁な理想の残滓が少しでも残っているのかどうかをである。勇気のない人間はこれからの時代に必要とされない。行動しない人間は何時の時代も悲惨な人生を強いられて来た。人を囲むという文字がある。囲むとは圍が元である。圍とは、韋を囲むと書く。囲むとはツタによって包まれたという意味である。ツタがよりよく光合成をするには韋が必要だ。だから人で多くの人々に囲まれた人は偉と呼ばれる。本日、行われる対談22で日本の行く末はほぼ決まる。何故なら、判断をするのは人間であり、その判断には情報が必要だからだ。我々は宣伝ツールを妄信せず、昔からの馴染みの言葉しか重要とは考えない。それが伝統的階級の生き方であるからだ。人に依存した人間は自滅し、人と共生する人間は繁栄してくだろう。


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