ペンタゴンリポート 最終号
1. 報告書にも書いてあるが、突然気候が温暖化から寒冷化に変わるきっかけが何なのかは明かにされていない。過去に氷河期が発生した時が、突然だったから、今度も突然起るだろうと言っているだけのように思える。恐らく北大西洋の熱塩循環が徐々に弱まると、ある時点で閾値を越えて、突然気候が変わるのではないかと想像される。
2. 報告書では、2010年、2020年、2030年に起る国際紛争を予想しているが、これはあくまでも2010年に寒冷化が始まると仮定した上での想定である。「2010年に寒冷化が始まる」と予言しているのではない、と私は思う。
しかも、ペンタゴンは「起りうる国際紛争」についてしか述べていない。本来は、もし寒冷化が避けられないのならば、このような国際紛争を未然に防ぐように努力すべきだろう。その努力はどのようなものであるべきか、を議論する必要がある。しかしそれはペンタゴンの仕事の範囲を超えることになる。ペンタゴンを責めることはできない。そこで以下には、「私が考える寒冷化対策」について書いてみよう。
3. 温暖化を止める
先ず、温暖化の結果として寒冷化が来るのならば、やはり温暖化のスピードを少しでも下げることが、寒冷化を避けるために現在一番必要なことなのではないか。そのためには世界一の資源浪費国アメリカが温暖化防止に本腰を入れる必要があるだろう。先ず京都議定書に署名することだ。
次には中国・インドのような、京都議定書策定時には低開発国に分類されていてその後急速に近代化を進めている国にも炭酸ガス低減の義務を負ってもらうことだろう。この2カ国は現在地球を汚し放題に汚しているように見える。
4. 民族大移動
寒冷化が始まれば、生き延びるために、北半球では北から南への、南半球では南から北への、民族大移動が始まるだろう。赤道を目指して、全人類が北と南から移動を始めるはずだ。この移動をどうすればスム-ズに、平和に行えるかに、人類の知恵を結晶させなければならない。
5. 民族移動国際条約
先ず国際条約を世界的に結ぶ必要があるだろう。北から来る外国人を自国に平和に受け入れ、自分の国の国民は安全に南の国に輸送して受け入れてもらう。そのための取り決めを予め決めておくのだ。彼らを難民化させてはいけない。日本人をボートピープルにするな、と私は言いたい。

出典
6. 生活の知恵
北の国の人たちを受け入れるのことには利点もある。大部分の日本人は南に逃げても、どうしても日本に踏みとどまりたい人、踏みとどまらざるを得ない人がいる筈だ。このような人たちは、温暖だった日本の従来の生活様式を捨てて、新しく北から来た人たちの耐寒生活を学ぶ必要がある。
同じことが、南に移動した人たちにも言える。現地の人たちは慣れない寒冷な気候に怯え、戸惑っている筈だ。彼らに日本の気候に合っていた生活様式を教えてやれば感謝される筈だ。
このような、北から南への生活技術の伝承を円滑に行うためには、やはり予め国際条約を結んでおくべきだろう。それでも局地的に紛争が起ることは避けられないかもしれない。しかし、予め手を打っておけば、多くの悲劇を避けることができそうである。
日本人は混血民族だと言われている。南から来た人、北から来た人が混じり合って日本人ができた。南に移住することは、一部の人にとっては先祖の国に帰ることになるだろう。故郷には平和に帰りたいものである。

出典
7. 観測ネットワーク
寒冷化が熱塩循環の崩壊によって起るならば、熱塩循環の崩壊が何時起きるのかを少しでも正確に予想できるようにすべきである。そのためには、海水の塩分濃度の変化を世界中で同一の基準で継続的に測定しデータを蓄積する必要がある。
同時に熱塩循環そのものを測定し、崩壊の予兆が起っていないかを常時監視する世界的なネットワーク体制が必要だろう。
暖流の動きを監視し、その量と速度を測定してデータを蓄積していけば、直前に寒冷化の開始を予報できるようになる可能性があるかもしれない。このような国際観測ネットワークを作らなければならない。
8. 赤道付近
赤道から先には逃げても無意味だ。と言うことは、赤道付近で人が溢れる可能性があるということだ。ここで紛争が起きる可能性が高いと私は思う。これを避けるには予め移住先を国別、地方別に取り決めておく必要があるだろう。なるべく人口密度の低い所、或いは中緯度の国では移住予定の人が多い所に移住すべきだ。
ここでもやはり国際条約が必要になる。
9. 輸送力を維持する技術
ペンタゴンレポートでは急激な寒冷化による輸送力の低下が紛争の原因になると言っている。その通りだろう。では寒冷化が起っても輸送力を低下させない技術を今から全力を上げて開発することが紛争を避ける道になる。道路の雪を融かす。スノーモビルのコストを下げる。これらの技術開発によって紛争を避けることができるかもしれない。
10. 以上の私の提案にはいずれも国際的な取り決めが必要である。現状ではG7,国連等、幾つかの国際機関がある。これらの国際機関で「寒冷化対策」を議論し、「寒冷化条約」を検討することが第一歩になるだろう。
ゲリラ戦、尖閣諸島、中国のミサイル、ペンタゴンリポートの軍事的考察取材
イースター文明とモアイ

コメント
情けない・・・
ここまで引っ張ってこの程度のまとめでしかないのか。。。
>突然気候が温暖化から寒冷化に変わるきっかけが何なのかは明かにされていない。
そこが一番知りたい箇所だろうに。
調査不足。
これを謎解きしない限り、貴殿の言う対策なぞ「絵に描いた餅」にしかならない。
「国際条約」を締結させる為には確たる根拠が無ければ話の取っかかりも有りはしないし、何処の国もまともに相手はしてくれまいが。
Posted by つる姫 at 2007年3月 9日 02:06
つる姫様と同じ感想です。追加のレポートお願いします。
地球の何十億年の歴史のごく一部の新生代に限って言うと大半の時期は氷河期 であった
そうです。氷河期に生物の種類、数、生息域が減少し、間氷期に増大するということを
繰り返していたと多くの本にあります。70年代ちょっと寒冷化のきざしがあったとのこ
とで、当時は氷河期の前触れであるような記事をよく見かけたものでした。それが現在
では地球温暖化で大騒ぎです。一方ペンタゴンでは寒冷化の可能性をとなえたレポート
を出していたというわけですね。世の中インフレ続きで死ぬまでデフレを経験すること
は無いと思っていたのに、失われた十年と言われるくらいの長期デフレを経験すること
になりました。同じようにある日突然温暖化から寒冷化になるのでしょうか。
Posted by Anonymous at 2007年4月 1日 21:14