ウミガメの種類

世界中に今いるウミガメは全部で8種類、アオウミガメ、ヒラタウミガメ、クロウミガメ(アオウミガメの亜種とされる場合もある)、タイマイ、アカウミガメ、ヒメウミガメ、ケンプヒメウミガメ、オサガメ。これで8種類。クロウミガメを除くと7種類。

この中で、日本で産卵するのはアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイ。このうちタイマイは鼈甲(べっこう)細工の原料になるので日本人にはなじみが深いが、最近絶滅危惧種に指定され、ワシントン条約の附属書で、商業目的の取引は禁止されています。このため材料入手は難しくなっている筈。

産卵はしないが日本近海で見られるのはオサガメとヒメウミガメといわれていましたが、2002年6月28日にオサガメが奄美大島の嘉徳浜に上陸・産卵したことが確認されています。ただしこれは非常に珍しい。

アカウミガメ
アカウミガメ

アオウミガメ
アオウミガメ

タイマイ
タイマイ

ヒメウミガメ
ヒメウミガメ

オサガメ
オサガメ

出典:日本ウミガメ協議会

これらのウミガメたちは上手に棲み分けています。一番北に来るのはアカウミガメで、本州で見られるのは殆どこれです。アオウミガメはすこし南にいます。小笠原諸島とか西南諸島の南の方とか。タイマイもほぼこれと同じ海域にいますが、数が減っているので限られた地域にしか棲んでいません。オサガメはさらに南にいます。なお、オサガメは英語でレザー・バックと言いますがこれは甲羅がなくて全身が皮で覆われていて柔らかいからだそうです。私は残念なことにまだ触ったことがありません。

餌も上手く分かれていて、アカウミガメは肉食性で主に軟体動物を食べています。アオウミガメは草食性で海草を食べます。タイマイは海綿を食べているそうです。
食べ物が違えば当然口の形も違いますが、細かくなりすぎますので省略します。