野生のクマによる被害

一昨年はクマによる被害が多数報道された。なんでもブナの実が不作で餌の足りないクマが里に降りてきたからだと言う。そこへ行くと去年はブナが豊作だったそうでクマによる被害のニュースは殆ど聞かなかった。ブナは1年おきに豊作と不作を繰り返しているのだそうで、したがって今年は不作の年に当たる筈。今から秋の冬眠前のクマが気に掛かる。クマ、特にメスのクマは冬眠中に冬篭りの穴の中で出産するので、秋のうちに栄養を付けておかなくてはいけないのだ。

近年クマの被害報道が増えたように思われるが、農水省の統計によると、金額では、

平成12年 1055百万円
  13   464
  14   308
  15   321
  16   410

となっており、特に近年顕著に増えているとも言えない。ただしこれは農業被害であって人身事故件数は見つけられなかった。ついでに、農業被害金額の多い順に種名を上げると、平成16年でイノシシ 5592(百万円)、シカ 3921、カラス 3541、サル 1590、でクマより一桁多い。