名将たちの教育論(第四十一回)

第2章 部隊の練成

第2節 団結心の培養


(「ドイツ国民に告ぐ」)

今日、日本における教育改革にさまざまな論議が行なわれているが、第一は、フレデリック大王やフィヒテが啓蒙しているように、「拡張された自己の認識」に立つ個人主義である。それは一族を背負っていることである。
そのような個人の集合体である国家は家風と家訓の集合体という国民文化を持つことになる。
第二は、フィヒテが国民団結のために主張した事項から教育改革の核心に寄与すると思われるものを抽出してみると

 (1) 学校は学生・生徒にとって最初の社会秩序を生み出すための「共同社会」にせよ。
 (2) 知育は体育と一体化して教育せよ。頭脳に教えるだけでなく、身体の中に学問を染み込ませよ。
 (3) 教育内容で最も重要なものは“徳育”である。人間の条件を身に付かせよ。
団結はスローガンで得られるものではない。究極的には人間一人一人に対する愛情がなければ達成できない。
「団結精神は人命を守ろうとする高尚な感情を基礎にしている」(「戦車軍団」エルス英少将、1919年)



名将たちの教育論(第四十二回)へ続く


求む(平成19年12月23日迄に投稿)



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