名将たちの教育論(第四十二回)

第2章 部隊の練成

第3節 平時の戦闘:訓練


訓練は平時における戦闘である。指揮官が後方の指揮所で安穏として平時の事務業務を行なっていては戦闘に敗北する。古代ギリシャのスパルタから訓練は国王が現場で自ら指導して工夫した。それは戦術の父と呼ばれるエパミノンダスもマケドニアのフィリップ二世もアレキサンダー大王もすべての世界の名将は訓練を自ら指導している。
「訓練はあらゆる業務に優先する」(「将軍たちへの教書」フレデリック大王)
 陣頭指揮は名将たちの常識である。今日、IT技術が進歩したので、すべての指揮官は携帯式コンピュータを持っていれば、業務全般の情報はすべて即時に現場において入手できるし、命令指示を発令することができる。
指揮官にとって、指揮所に大きい個室の事務室は不要な時代になったのだ。現代の指揮官は歴史の名将と同様に訓練現場において部隊指揮を執ることができるのだ。
「訓練の陣頭に立たない指揮官は、自分の実力を知らない選手と同じだ」(「将軍たちへの教書」フレデリック大王、1747年)
 指揮官が訓練現場に立つことが訓練における最大の安全管理であることを忘れてはならない。



名将たちの教育論(第四十三回)へ続く


求む(平成19年12月23日迄に投稿)



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コメント

名将たちの教育論(第四十二回)>。。。

ラジオでこんなことを述べられていた方がおりました。弁護士、会計士だけを頼りにしては、これからの経営を維持することはできないでしょう?つまりは経営者自ら現場で働き、現場での状況判断を自ら出来るようにした上でなければ、弁護士、会計士を利用しても問題解決にはならないといゆことですね?

私が小さい時によく経営者みずから働くようなところで働きなさいとよく言われたものです!
現在の、大きな企業体、行政体、農業団体の方々は、組織、団体が大きくなりすぎて、昔の財閥形態のように下請形態をとり、指導者、経営者自ら現場を把握することを忘れてしまっておるようですね!地位による権力的指導体制をとりはじめてるようです。残念です!(情報社会は、他人の知恵、他人の知恵を生かすためには、自らの現場、状況、能力を把握した上でなければ、長く役に立ちません、短命で終わるはづです)。。。。

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