第3章 名将たちに学ぶ日本の教育改革
第1節 「六三三四制」の改革
戦前の日本の教育システムは義務教育が6年間であった。
6年制の小学校
義務教育のあと上級の学校に進まない人たちは
2年制の尋常高等小学校
5年制の中学校または工業学校または商業学校
2年制の高等学校または4年制の専門学校
4年制の大学
一般中学校を卒業した人たちのうち大学に進学する人たちは、2年制の高等学校を経ることになった。この2年制の高等学校の教育目的はイギリスと同様に「人生とは? 国家社会とは?」と哲学を身に付けることであった。課目は数学、哲学、倫理学、国語、外国語の5課目のみである。
旧制高校の学生たちは、日夜、哲学を論じ合ったものである。日本の青少年が成長の最も重要な時期、17~18才の期間に哲学する英国式や戦前日本式の2年間の高等学校制度は是非とも復活したいものである。なせなら、どんな分野の学問においても哲学と人生観は不可欠の前提なのである。
名将たちの教育論(第四十八回)へ続く

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