名将たちの教育論(第五十回)

第3章 名将たちに学ぶ日本の教育改革

第1節 「六三三四制」の改革


日本の指導者になろうと大志を立てた青少年が義務教育のあと最初に勉学しなければならないことは、自己の信念の確立である。その信念はド・ゴール大統領が述べるように、他人に対して全体像を明らかにできるものでなくてはならないし、その全体像が人々から納得されるものでなければならない。信念の裏付けは哲学にほかならない。そのような見識は大学に進学する条件とすべきだろう。したがって哲学を学ぶ学校が義務教育と大学教育の間に必要なことは論を待たない。その期間は青春の炎が燃える2年間で十分だろう。
社会科学と自然科学の違いは、人間の価値観を挿入するか、否かの違いにすぎない。
「哲学は学べない。哲学することを学ぶだけだ」



名将たちの教育論(第五十一回)へ続く