ロタ島の生活:ロタ島の可能性1

私は世の中で一番美味しいものは寿司だと考えるくらいお寿司が好きなのですが、その中でも寿司の醍醐味と言えば”大トロ”だと思います。学生時代にバイトしていたのはトロを食べたいがためと言っても過言ではなかったでしょう。一度も回らない寿司店に行ったことはなかったですが北海道で大学生活を過ごしていたので、本土ではとても食べられないような新鮮なネタを安く食べられたことはとてもよい思い出となっています。 ところで、私が学生時代にカリフォルニア巻きというものの噂を聞き、なんだか胡散臭いと思いつつも、「Be ambitious!」という母校の建学の父であるクラーク博士に後押しされて、札幌市の北24条付近にある寿司屋に一人でと調査に行きました。

カリフォルニア巻きの中に入っているアボガドは醤油につけて食べるとトロになるんだぜとそこにいた店員から聞いた薀蓄を話半分に聞きつつ、そんなわけないだろ?とかなり疑惑の思いで初めてのカリフォルニア巻きを食べました。

アボカドを使った、マグロのフェイク料理も紹介しましょう。アメリカ生まれの和食、「カリフォルニア巻き」です。今のアメリカでは、海沿いの大都市なら刺身もポピュラーになりましたが、20年以上前は、刺身はなかなか手に入りませんでした。 そこでカリフォルニアのおすし屋さんが、地元産のアボカドを薄く切り、すしねたにしたところ、「わさび醤油で食べると、トロの味」と、地元の日本人に大好評。 これをヒントに、ハワイのすし職人が、アボカドとカニカマボコを巻いたすしを考案し、ハワイはもちろん、アメリカ本土でもブレイクしました。

やはりそうでした。私の疑惑から生じた信念のようなものはやはり正しかったのです「青臭いアボガドに醤油付けただけじゃん。とてもトロじゃねーよ。」 アボガドに醤油をつけたらトロになる。それはどこか、しがいない本屋の店員でも、偶然にめぐり合うとアメリカのスター女優と結婚できるというノッティングヒルの恋人を連想させるようなどこか非現実的な物語のように聞こえてしまいます。

あの苦い思い出から時が経つこと5年、たまたま会社の業務で在住することになったここロタ島でアボガドとの運命的な再会をすることになりました。アボガドはロタ島のレストランで出されることはなく普段は余りお目にかけないのですが、家の大家が親戚からもらったから、そのおすそ分けという理由でアボガドをプレゼントしてくれました。ここで私は一つの仮説を立て実行することにしました。

札幌のアボガド(輸入だと思いますが)+醤油=アボガドに醤油をつけただけ
ロタのアボガド+醤油=まさに大トロの味。

早速、近所のスーパーマーケットで買った醤油をつけて、アボガドをいただきました。私は普段は余り感動しない性格の人間ですがこれには本当に驚きました。
「これは”大トロ”の味ですよ!」
やみ鍋なんかしたら絶対わからないです。ご飯と一緒に食べても全然違和感がありません。信じられるでしょうか、一緒に食べたかつおの刺身なんかより全然美味しいのです。百聞は一見に如かず。嘘だと思う方はロタに来てアボガドをお刺身としていただきましょう。

社長の格言

アボガドとトロ、その全く関係の無い存在であったはずの2つのミッシングリンクをつないだのが醤油。私はこのつながるはずのないリンクを可能にしたロタ産のアボガドにとても感謝しています。一度食べたら病みつきになってしまいますのでご用心を。

ココナッツの刺身

実はココナッツの果実を醤油で食べてもかなりおいしいです。ここロタ島では山の幸は海の幸を凌駕します。ROTA IS DELICIOUS!