対談レポート2:橘みゆき(1)

序文:1.同時多発テロ

THE PRESIDENT: I can hear you. (Applause.) I can hear you. 
The rest of the world hears you. (Applause.) 
And the people who knocked these buildings down will hear all of us soon. (Applause.)
CROWD: U.S.A.! U.S.A.!

President Bush Salutes Heroes in New York

「私にはあなたたちの痛みが聞こえます。私にはあなたたちの痛みが聞こえます。ビルを爆破したテロリストにも我々の悲しみが聞こえるでしょう。」(執筆者訳)大統領の演説を聞いた後、USAと連呼するアメリカ国民。
2001年9月11日、世界を震撼させた同時多発テロから5年が既に経過した。当時大学の3年生だった私は世界に大異変がおとずれたことに恐怖を感じながら、ワールドトレードセンターに突入する飛行機の模様に釘付けになっていた。2001年9月14日、瓦礫の上で民衆に演説するブッシュ大統領模様はまさにハリウッド映画に登場するヒーローそのものだった。合衆国政府は一連の事件の首謀者をアルカイーダと断定し、10月7日のブッシュ大統領のテレビ演説によりアフガニスタンへの武力行使を発表。その後のイラク侵攻も含め現在にまで続く泥沼の事態へと発展している。あの事件は一体なんだったのであろうか。その事件の真実が最近になって、ベンジャミンフルフォード氏の一連の著作「米国の行方と911テロ捏造疑惑」「9.11 テロ捏造-日本と世界を騙し続ける独裁国家アメリカ」等を通して、語られるようになった。同時多発テロから生じる様々な疑問の検証はこれらの著作に譲るとしても、日米安保条約によって、日本国民の生命を大きく委ねているその当事者のアメリカ合衆国を知る事は日本人にとって必要不可欠である。アメリカとは一体、何者であるのか? アメリカの世界戦略とは一体何か?について連山サイトのコラムニスト橘みゆきさんにお聞きしたので、その対談の模様を全2回に渡りお伝えしたい。

橘氏の発言

「 最初みたときは、よく出来た映画だと思いました。世界貿易センタービルが崩壊したときは、老朽化したビルを爆発させて崩壊させる映像と同じようにみえたからです。ニュースでは熱で鉄が溶けてといっていたが、ジェット燃料では鉄を溶かす温度は出せません。まあうそを堂々と言っていたわけです。911は捏造ではないかという最近の出版された本に書かれたことは、911直後では少なからずありましたが、アメリカの熱狂の中、次第に消えていきました。昔の赤狩りではありませんが、TVで言っていることに疑問を出すと、あいつは非国民だという風潮があり、心あるものは口を閉ざし、勇気がある者は、いつの間にか交通事故死や自殺、失踪、病院送りとなったのです。自由の国、アメリカがそういうことをしていたのです。ペンタゴンに突入したのが飛行機ではないこと位、被害の出た穴の大きさをみれば一目瞭然ではないですか。でも、それとて言えないのです。ナチスドイツとどこが違うんでしょうね。」 精神分析学者のエーリッヒ・フロムは「自由からの逃走」の中で、民主主義の中からヒットラーが台頭した理由を次のように説明したそうだ。「自由は面倒なものである。始終あれこれ自分で考え、多くの選択肢の中から、一つを選ぶという作業をしなければならないからだある。これが嵩ずると、次第に誰かに物事を決めてもらいたくなる。これが独裁者につながる。」

結論「アメリカは自由を信奉する全体主義の国である。」

9.11 テロ捏造-日本と世界を騙し続ける独裁国家アメリカ

2.リメンバーXXは米国の常套手段

同時多発テロを起こしてた首謀者に向けて、リメンバー9.11と合い言葉に戦争に突入したアメリカ合衆国。「自分で戦争の種をつくって、戦争をふっかけるのがアメリカ合衆国の常套手段ですよ。リメンバーXXってアメリカの建国の歴史の中で何回ありました?」と語る橘氏。私は、不勉強ゆえに今回のリメンバー911とリメンバーパールハーバくらいしか思い出すことができなかった。「アメリカの独立宣言って1776年ですよね?たかだか230年ほどの歴史の中でそれほどリメンバーXXってあったんですかね?」という素っ頓狂な私の質問に氏は次のように例をあげて説明をした後にリメンバーXXは米国の常套手段ですよと再度強調された。どんな恨みでも、時とともに忘れてしまう日本人とは大きな違いである。それが日本国民の美徳でありながら、国際的な外交の舞台で弱みにつけこまれる部分なのかもしれない。

アメリカにおけるリメンバーの歴史

リメンバー・ロスアラモス(1836年)

当時メキシコ領だったテキサス内にあったアラモ砦に、親米派住民支援のため来援したテネシー及びアラバマ民兵が立て篭もった。メキシコのサンタアナ将軍の軍隊がアラモ砦を攻撃し彼らは全滅した。その報復戦を行う際にヒューストン将軍が叫んだ言葉。テキサス戦争開戦時の言葉。

ロスアラモスの町への入口

リメンバー・フォートサムター(1861年)

サウスカロライナ州チャールストンにあった海上砦がサムター砦。1861年、サウスカロライナ州が連邦を脱退し、続いて南部9州が脱退して南部連合政府を結成した。連邦政府はこれを承認せず、サムター砦からの退去を拒否した。1861年4月、南軍が強制排除を実施した。これを引き金で南北戦争が勃発した。南北戦争開戦時の言葉。

リメンバー・メイン

1899年11月、USSメイン号がハバナで謎の爆沈を起こした。この爆発はスペインのテロ攻撃と米国政府は判断し、スペインに宣戦布告した。事件自身は未だ霧の中で、メイン号は調査されることなく海没処分された。その米西戦争開戦時の言葉。

USS Maine

リメンバー・ルキタニア

1914年、英国から米国に向かって航海していたルキタニア号がドイツの潜水艦によって誤って撃沈された。ドイツ政府は米国に謝罪し、米国も承諾していた。1917年2月、対英債権と対独債権のバランス計算の結果、英国が負ける方が不良債権額が大きいと判明、対独宣戦布告の名目としてルキタニア号撃沈事件を大々的に取り上げ、反独感情を盛り上げさせ、戦争に参戦した。第一次世界大戦参戦時の言葉。

リメンバー・パールハーバー

1941年12月7日、日本海軍が真珠湾を攻撃した。開戦したかった大統領が開戦反対派議員(議員の80%が対日戦に反対していた)を押さえ込むために過去に習って使った言葉。第二次世界大戦参戦時の言葉。

パールハーバー

リメンバー・トンキンワン

1965年、トンキン湾で米国の駆逐艦が攻撃を受けた(らしい)。大統領はこの攻撃を北ベトナム政府による攻撃と判断し、これを名目に北爆を開始した。ベトナム戦争北爆開始時の言葉。

リメンバー・911

2001年9月11日、テロリストに乗っ取られた旅客機が世界貿易センタービル及び国防省に突っ込んだ。このテロ攻撃はアルカイダによるものとしてアフガンへの派兵とイラクへの攻撃を行った。アフガン対テロ戦争及びイラク戦争開戦時の言葉

アメリカ同時多発テロ事件

ざっと見渡してアメリカの短い歴史の中で、7回もリメンバーが叫ばれ、国際社会の特定地域にアメリカ国民の憎悪の念がむけられている。恐ろしい国だ。30年に一度くらいでアメリカ国民は一同団結するらしい。2030年頃もまたリメンバーが叫ばれているかもしれない。地球上に敵のいなくなったアメリカは地球侵略を企てる宇宙人に宣戦布告でもするのだろうか。私が宇宙人だったらアメリカの目の及ばない銀河系の外にいち早く逃げさるだろう。

結論「アメリカにリメンバーと叫ばれたら、この世の終わりである。一目散に宇宙に脱出するしかない。」

3. 湾岸戦争時のプロパガンダ

湾岸戦争(1991年)当時小学生の高学年であった私は石油まみれになった鳥を見て、「フセインは戦争を引き起こしただけではなくて、自然破壊もする悪党だ」と大いに憤慨したが、それがアメリカのやらせであったことがわかると何か狐につままれたような気分でこう思った。「大人の社会は平然とメディアを使って嘘をつく事が公認される暗黒の世界だ。」政府公認の麻薬の販売と言ったところか。

橘氏の発言

「有名なところでは、オイルにまみれた水鳥の映像ですがあれはヤラセだったというのが現在の評価です。でも湾岸戦争ではフセイン一派がひどいことをしていることの象徴的な意味でよく使われました。インターネットが広がったのはWindows95が普及したころと重なりますから、1990年前半の頃はTVや新聞をコントロールすれば世論をコントロールできました。今は、インターネットが発達し、個人個人の意見を発表する場があるので、統制はとりにくくしているが、検閲や監視の技術が向上しているため、気がついたら、1984の世界みたいにBIGブラザー万歳というふうに変わっているかもしれません。(注)George Orwellの未来小説「1984(Nineteen,eighty-Four)」で、独裁者のような人物を形容するときに「Big Brother」という言葉が使われことに由来。この文脈ではアメリカ非難をしているつもりが、当局の監視によりいつのまにかアメリカの独り勝手な政策を支持していたという意味。

Gulf War

結論「アメリカ合衆国から流される映像は常にハリウッド映画だと思え(それはすべてフィクションである。)」

対談レポート2:橘みゆき(1)終了

911アメリカ同時多発テロの考察

ペンタゴンレポート・6(最終号)p>

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