北マリアナ連邦の経済が極度に不況であることを受けて、水面下では様々な動きが起きているようです。7月19日(水)のMarianas Varietyで以下の記事が掲載されました。
THE six illegal immigrants caught on Guam on Monday are alien workers in the CNMI, and federal authorities investigating the case are now seeking assistance from the CNMI Division of Immigration.
北マリアナ連邦で働く6人の中国人労働者(男性4人,女性2人)がグアムへの密航を企てましたが、グアムの当局に見つかり逮捕されました。6人とも現在時点で北マリアナ連邦の就労ビザを保持していましたが、密航の動機の背景には以下の文章から用意に想像できるようにサイパンの縫製産業の大幅なダウンサイズと観光客の大幅な減少です。私のブログでもこの関連の記事をしばしば取り上げてきました。
four Chinese men and two Chinese women work in the CNMI’s garment and services industries.
サイパンからグアムへの密航を企てグアム当局に捕まった例は今回で2件目だそうですがここ11ヶ月間で2例目だそうです。密航に成功した例も含めればその五~十倍程度は同様の密航が行われていたに違いありません。それでは今後このような密航は増えるでしょうか、それとも減るのでしょうか。私は以下の二つの理由で今後このような密航が増加するだろうと考えます。
理由(その1)サイパン経済立て直しのための抜本的な解決策が見当たらないこと。その2)最近のコスト高の影響を受けてグアムの最低賃金が5,15USDから5,75USDに引き上げられたこと。
Our island’s leaders have come together to help hardworking men and women to meet their families’ needs at a time when prices are increasing around the world,” Gov. Felix P. Camacho said in signing Bill 148, which raises the minimum wage to $5.75.
社長の格言
為政者に求められているのはこのような枝葉末節に拘泥せず、北マリアナ連邦を如何にして再生させるかというプランを構築することです。そのようなプランの芽が日の目を浴びてすくすくと育つには少し時間がかかるでしょうから、それまでこの国のメディアには少し憂鬱な記事が報道されることになるでしょう。北マリアナ連邦の挑戦はまだまだ始まったばかりです。私もこの日産リバイバルプランならぬ、北マリアナ連邦リバイバルプランを応援せずにはいられません。

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