ロタ島の生活:Chilidren will be back to where?

8月は長かった夏休みが終わり、北マリアナ連邦の子供たちが学校に戻る季節となります。ここロタ島でも街を歩けばどの店も「Back to School Sale」と題して小規模なバーゲンをしていることがわかります。日本で見慣れないのでなんだか新鮮な気持ちでバーゲンを見学していますが(特に珍しいものが売っているわけでもありませんが)、なんと8月に北マリアナ連邦の子供たちが学校に戻れなくなる可能性があるというまるでネバーエンディングストーリ顔負けの嘘のような本当の話があるのをご存知でしょうか。

As finance managers project that gorvernment coffers will be completely emptied soon, officials have also sounded the alarm over the grim possibility of the Public School System shutting town.

[PACIFIC TIMES: Critical services face shut down]

政府財源がまもなくそこをつくために学校施設が運営できない可能性があると政府が警告を発しています。国の電気・ガス・水道などの公共施設を運営するCUC(Commonwealth Utilitied Corporation)と病院などを運営するCHC(Commonwealth Health Center)は景気が今ほど悪くなかった数年前からの赤字体質が募り政府財源を極度に圧迫しているのだそうです。さらにこの新聞読みすすめると強烈な事実を確認することができます。

The Department of Finance and the Office of Management and Budget said only $12 million is left to fund government-wide obligation for the rest of the current fiscal year

[PACIFIC TIMES: Critical services face shut down]

今年の会計期間、政府の財源がおよそ12億円しか残っていないのです。これは現在の支出割合で計算すると7月30日政府は財源がつくことになるので、本日北マリアナ連邦はキャッシュレスな国になってしまうことになります。お金がないなら赤字国債を発行すればよいのではないかと日本人なら考えてしまいますが問題はその国債を誰が購入するのかということになるのでしょう。この部分はまた別の機会に考察してみたいと思います。

歳入の不足を補うために発行される国債。財政の一般法である財政法に規定が無く発行が禁止されているが、特別法により発行される。 1965年(昭和40年)補正予算で戦後初めて発行され、1991年から1993年まで発行されず、1994年(平成6年)から再び発行された。

[赤字国債(特例国債) wikipedia ]

政府は経費削減のため、500台の政府車両や150人の契約社員の解雇などを現在行っています。私は試しにロタ島にある政府が運営するホテルに客を装って電話してみました。こちらが日本人だとわかると”ホテルが今売り出し中なんだけど買わない?買わない?買わない?”と再三の依頼を受けてしまいましたが丁重にお断りいたしました。

社長の格言

北マリアナ政府の財政状態は想像以上のものです。2006年の1月9日に現自治領主と副自治領主の就任式が行われたので世界情勢の変化もありますが、財政問題の種を撒いたのはそれ以前の政府でしょう。同日のPACIFIC TIMESの記事には七夕を記念して日本食レストランで笑顔で食事をする前副自治領主の写真が掲載されていました。これは嫌味いがいの何者でもありません。

コメント

頑張ってください。
現地新聞を楽しみにしています。
一度、講演をしてくださいね!

道士郎様
こんにちは。ご投稿ありがとうございます。講演など恐れ多いですが、今後とも連山サイトのご購読よろしくお願いいたします。

ロタ島より

峯山政宏