「高級リゾート地で見た悪夢 地獄のドバイ」出版記念 -成金シンドバット編-

序文

Amazon.co.jp ランキング: 本で2,612位 2008/5/5現在 地獄のドバイ 発売日: 2008/04 絶賛発売中 彩図社
4月25日に連山コラムニストで執筆していた峯山政宏さんが、本当はヤバイ!韓国経済やなどのベストセラーを出版している彩図社より、「高級リゾート地で見た悪夢 地獄のドバイ」というタイトルで文庫本を出版されました! 連山ではその発売を記念して、著者の峯山さんに緊急インタビューを行うことになりました。この本を読むと、日本にいるだけではわからないドバイの真実が、著者の凄まじいまでの生の経験から明らかになります。

ドバイの印象は行く前と行った後で変わりましたか?

180度変わってしまいました!(笑) それまでの僕のドバイのイメージって、石油の発見によって、世界史上でも例がないほどの大発展を謳歌する成金のイメージです。日本というのはご存知のようにエネルギー資源の自給率がものすごい低いんですが、中東諸国なんかは、このエネルギーの代表である石油が湯水のごとく湧いてきます。この中東諸国の石油を獲得できたおかげで、第二次世界大戦で敗北した日本は奇跡的な復興を成し遂げることができましたし、逆にドバイは石油の売り上げのおかげで、小さな漁村にしか過ぎなかったのに一気に沙漠の蜃気楼とも言われる巨大都市群に変貌して行きました。だからドバイと言えば、僕の中で「石油成金」なんですよ。

僕の中で、もう一つ重要なドバイのイメージというのがあってそれは漫画家の手塚治虫さんが脚本された「アラビアンナイト・シンドバッド」の世界のようなメルヘンのイメージです。そこには、信じられないくらい強欲な山賊がいたり、いつも騙されている善良な市民がいたり、世界一綺麗な姫が悪大臣に狙われていたりするというディズニー映画に出てきそうなイメージです。(笑)

そしてとても重要なんですが、3つ目の僕のドバイのイメージと言えば、イスラム教ですよね。アッザーンと呼ばれる礼拝への呼びかけが街中に響き渡ると、イスラム教徒たちが最寄りのモスクに集まり、祈りの言葉を口ずさんだ後、しゃがみ込んで額を地面につけて、上半身を起こし、再び地面に額をつけるという動作を繰り返すと行動は日本でも最近はおなじみですよね。

成金のイメージと、メルヘンのイメージと、宗教のイメージという何の共通点もなさそうな複合的なイメージが僕がドバイに行く前に持っていた印象でした。

なんだかこれだけで、ドバイに行ってみたいって思いませんか?(笑)

それで実際に、ドバイに行って、まずメルヘンのイメージというのは吹っ飛んでしまいました。(笑) それはそうですよね。シンドバットなんて現代にいるわけなんですから。

そして、成金のイメージと宗教のイメージというのは現地に行って、より現実を知るようになったので、日本にいた頃に持っていたものとかなり異なったものになりました。時間が許せばこのことも後でお話させて頂きたいと思います。
次回続く

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