海は何故青いのだろうか?そんな疑問は20年程前の小学生の時分に考えて以来、振り返りもしなかったことですが、ここロタ島に生活して「ロタブルー」と呼ばれる特別な青色の海を見ているとその幼い頃の疑問がふとよみがえってきます。とは言っても私は大学時代は理学部化学科を所属しましたので、そんな事を言うとお前は「色の見える原理」もわからないのかと同級生や化学科の先生方にお叱りを受けてしまいそうですが、その原理を知って以後も海が青いという神秘的な事実に感動を覚えます。ここで海が青く見える理由から話を始めたいと思います。
海は何故青いのか
水は、太陽の光(可視光)をわずかに吸収します。物は、もし、可視光を全部吸収すれば黒く見え、全く吸収せずに反射すると白く見えます。そして、水の場合、赤い色が特に吸収されます。よって、透過してくる光には青色光が多くなるので海が青く見えるわけです。では、何故、赤い領域の光が多く吸収されるのかというと、この領域の光のエネルギーが水分子を振動させるのにちょうど良い大きさであるためです。赤い光が水に当たると、水分子はそのエネルギーを吸収して振動します。すると、水にエネルギーを奪われた光は消えてしまうわけです。
「人間の目は赤・橙・黄・緑・青・藍・紫というある限定された範囲の光の波長しか見ることはできません。水分子が赤色系の光を吸収するためにその反射された光は青色系が多くなるので人間には海は青く見える。」というのが化学の見地からの表題に対する回答になります。それではロタの海が他の海に比べて「ロタブルー」と呼ばれるほど特別な青色をしているのは何故でしょうか。北マリアナ諸島の島々が珊瑚の隆起でできているので大雨が降っても土砂崩れが起きないために海が濁らない、ロタに住む人口が少ないのでサイパンなどと比べて海洋汚染がされにくいなど理由を挙げれば「ロタブルー」の説明は簡単かもしれませんが、この海の青さは100の言葉を用いても伝えることはできません。百聞は一見に如かず、ロタ島を訪れるとこの海の青さに魅了された多くの日本人ダイバーがその魅力を余すことなく語ってくださると思います。

体験ダイビングをしました。
こちらに来て、2ヶ月半が経ち未だにダイビングをしなかった私ですが、このままではダイビングをしないままこの島を去るかもしれないと思い、先日意を決して人生で初めてスキューバダイビングをしてきました。はじめて海に入るとなんだかパニックになって、見苦しい醜態をさらす人が結構いるというお話を聞かされたので自分がそれだったら嫌だなと思いつつも、いざ挑戦してみるとそのようなこともなく透明度50mをこすというロタの綺麗な海を体験することができました。あまり感動することが少ない私ですが余りの綺麗さにとても心を打たれました。体験日記はまた改めてお伝えすることにしましょう。
社長の格言
青色は心理学的に人の心を落ち着かせる作用があるようです。ロタブルーと呼ばれるロタの海は疲れた日本人には最高のヒーリング効果があると思います。その神秘的な海の青さを見るために一度この地を訪問されてはいかがでしょうか。

コメント
色について、昔から疑問に思っていることがあります。
物理学では、色の違いは波長の違いで、色は直線上に並びます。
ところが、美術の世界では色は輪になります。それは赤と青を混ぜると紫になるからです。
物理学では、赤の外は赤外線、紫の外は紫外線です。
恐らく肉眼で赤と青を混ぜると紫に見えるのは眼球の構造か視神経、さらには大脳の機能によるのでしょう。大変不思議なことだと思いますが、明確な説明はいままで聞いたことがありません。
Posted by らんる at 2006年8月28日 13:06
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