ゴールデンアラブ

読者の皆さんは今日会ったばかりといってもいい人から豪華なプレゼントをもらったことがあるだろうか?私はメイクアップアーティストのアシスタントを短期間していた時に芦屋にある迎賓館の結婚式で、お金持ちの新婦の母親に気に入ってもらい「靴下でも買いなさい」「口紅でも買いなさい」と言われ15000円をもらったことがあった。しかし、これはブライダル関係に携わる人には(特にバブルの時など)珍しいことではない、他にもお金だけでなくシャンパンなどもらうことも度々あった。お祝いの席ではよく知らない会ったばかりの人にも親切になるものである。私はIwasaki Management Directorの友人のアラブ首長国連邦の国民であるAl-Fahim博士のお宅訪問をしたのだが、帰り際にsmall giftとして渡されたものでこんなに驚くとは思わなかった。日本でもお菓子などを帰り際に渡すことはあるが、私がチョコレートだろうと思っていたものは開けると金のネックレスだったのである。

初めは大きさから高級チョコレートだろうと思っていたもののバックにJEWELLERY damasと書いており、空港に入っているdamasという宝飾品のお店を見て開けてみた。どこがsmall giftなの???彼らにとっては確かにbig giftではないかもしれないが…。日本だったら誕生日やクリスマスのプレゼントとしてもらうようなものを普通に帰り際にもらってしまったのである。下は彼に対して「奥様にどうぞ」と頂いた金のネックレスを写真に撮らせてもらったもの。

アラブ首長国連邦は石油が主要産業であり、日本はその最大の輸出先である。当然、石油収入によって豊かなこの国の人口の20%弱にしか過ぎない国民はリッチな人々である。私のような平民はもちろん日本のお金持ちも驚く感覚の持ち主なのである。今回は新築の家を見せてもらうために訪問したのだが、その家もとても豪華で個人宅としてはため息の出るものであった。

2階と吹き抜けになったリビングルームバスルーム完備の部屋も6つある。もちろんこの家は数ある家の一つと言うから驚きである。家に噴水があるのに驚いた。夜のライトアップされた噴水は下の写真。アラブは水のないイメージだが、だからこそ噴水の存在は大きく富の象徴であるように感じる。

アラブなのに暖炉?もちろんこれは液晶に映し出されたもの。部屋はヨーロッパの高級家具ばかり、キッチンはイタリア製…アラブ人の生活は日本ではあまり知られておらず、イスラム教の影響からなかなかその暮らしぶりは分からないものだが、家は大理石の床に壁といった写真のような感じである。ちなみに靴は脱がない。

昼に撮影してもらった写真、1階のリビング(リビングだけでも3つはあった。)には薄い液晶テレビ(ここではLGとかサムソンが主流だと思っていたけれど日本製Panasonicだった)。

ダイニングはこんな感じ。椅子がたくさん…お客様対応も完璧。洋菓子をご馳走になったのだが、これまた「神戸で食べて以来かも…」というぐらいおいしかった。アラブにはいろいろとローカルのお菓子はあるけれどUAEでもそこらへんのホテルやパティストリーでは買えないものだったと思う。

これが外観、塀の中からの撮影だが、ここに24時間のセキュリティガードやメイドさんもいる。スーパーデラックスと言われるお家の写真はこんな感じである。

Al-Fahim博士はUAE大学の準学部長でメインキャンパスから7分がこの家だった。UAE大学へ訪問したときに私は金色の船を学部長Donald E. Bowen教授から頂いた。こちらでの贈り物はなんだか凄いものが多い。U.A.E. UNIVERSITYの名前の入った金色の帆船。

UAEでの贈り物マナーについて少し紹介する。これはアメリカからのベジタリアンで学校の先生をしている方にUAEでのビジネス講習の参考教材として教えて頂いたものの一つである。

United Arab Emirates:Gift Giving

ここでは香水と絨毯の例があげられているように、プレゼント(贈り物)はある程度の規則がある。絨毯を渡すなら手製でないと、香水を渡すのであれば女性もしくは近親者から・・・そしてどちらにしろプレゼントは高品質なものでなければならない。「つまらないものですが・・・」という日本語を直訳して英語圏でプレゼントするときに使うのは避ける方がいいが、それと同様に相手にとって嬉しくないかもしれないものは気軽に渡すべきではないようである。伝統的な香水の贈り物は喜ばれるようだが、高いものだと1オンス(29.6ml)1000ユーロ以上する。香水は日本でも香の好き嫌いで分かれるので難しい贈り物ではあるがアラブ人の香水好きはその専門店の多さからも分かるように一種のステイタスを表すものでもある。絨毯は多くの旅行好きの方はご存知のように最高級のものと機械織りや化学繊維のものは大きく品質が異なる。香水と絨毯のプレゼントには要注意である。

Ajmalという高級香水ブランド

しかし日本も贈り物マナーには面倒な国である贈り物のエチケット・マナー。ただしこのマナーもだんだん曖昧になっているし、特別な時でなければそんなに気にすることはない。外国人であれば多少のことは大目に見られることもある。最近アブダビで少しハイクラスなホテルでお茶をした時に菊の花がどーんと生けられていたが、日本では結婚式等も行われるホテルであり得ないなぁと笑ったところ…やはり外国でもその国や地域の習慣には合わせて恥はかきたくない。ライフフォーラムUAEでのお宅訪問。日本語で資料を見つけたかったけれどなかなかないアラブでのエチケットやマナー。

私の滞在中驚いたのはUAE国民のフットボールへの熱狂ぶりだった。Gulf Cupでの優勝の夜なんかは夜中まで大騒ぎといった感じでサッカーボールとマスコットキャラクターのデコレーションした車も多かった。

GULF CUP 2007

日本語では関空から直行便のあるドバイについての情報がやはり多い。つい最近35周年を迎えたUAEだが、Environment2007 JAPANTODAY2007で石油資源開発会社のブースで頂いたドバイの衛星写真カレンダーがその急激な発展を紹介している。約30年前は本当に砂漠だけの国だったのだ。これからこの国は30年間は高度成長を続けるでしょう。それは人口の半数が二十歳以下の若い人々の国だからです。

 

【アルファヒーム家関係のコラム】

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