一つとなる世界

明治維新の蒸気船や電信、鉄道がそうであったようにインターネットと国際金融、航空ネットワークの進歩は世界を小さくした。二酸化炭素やチェルノブイリ放射能拡散など国境を越える地球規模の公害や気候変動が発生してる。人類は好むと好まざるに関わらず一つとなる世界を認識せざる得ない。明治維新前に日本人には国家という概念が無く、藩という概念が人を支配していた。それがこれから大きく変わる。政治の基本は少数による多数の支配である。多くの民族を動かす集合的無意識が激しく閃光を放っている。世界にはグランドデザインが必要であり、新しい価値観や規則を創らなければならない。
精神設計図を海外に依存する日本人

日本はインドの仏教や中国の表意文字である漢字や律令制度、イスパニアやポルトガルの鉄砲技術、オランダの天文学、イギリスの議会制度や独仏の軍事制度、アメリカの資本主義や産業システムを取り入れてきた。それらを生み出すには膨大な知的作業が必要である。日本はそれらをほぼ無償で手に入れてきた。東京大学は海外の翻訳所として誕生したのでも判るように日本人には創造的知的作業が苦手である。しかし、人間は保守的な動物である。(参照:知性とは何か)出来るからするのではなく、やらなければならないからするのである。(参照:日本はなぜ縮んでゆくのか)その為に日本人は短期間で革命的に精神構造を変える必要がある。
イスラム精神と日本精神の融合

イスラームの書法 ( Islamic Calligraphy ) は、イスラームとアラビア語が互いに影響を及ぼし合って進化したアラビア文字の書法で、イスラーム芸術のひとつとも言える。狭義にはアラビア語に限定する。
聖徳太子の時代に仏教を取り入れ、織田信長の時代にキリスト教を取り入れ、黒船によって西欧近代合理主義を取り入れた。既に日本人には残された精神革命を引き起こすに可能な精神文明はイスラム文明しか残されていない。数万年の未来、日本精神が生きた証しを残す為にも我々はやらねばならない。不可能と思われている地球環境を制御し子孫に生存可能な環境を継承させねばならない。両者、どちらが欠けても駄目だ。人は心と体の2つがそろって創めて生きているといえるからだ。万世一系の帝を奉じ神武(はつくにしらすすめらみこと)の血を継承する我ら侍は滅びるにしても桜のように美しく散らねばならない。世界が一つになるならその世界精神に日本精神が重きをなす存在でなければならない。これは武士団の永遠に変わらぬ責務である。
始まりがあるものには必ず終わりがある
【映画】マトリクス三部作にはこのような台詞がある。Everything that has a beginning has an end.
不死の人間がいないように不滅の国家も存在しない。我らが生きている間に資本主義は消滅する。人が永遠に生きるにはその意思と遺伝子を継承させるしかない。国家が不滅であろうと欲するなら他の文明との平和的融合を必要とする。戦争による融合もありえるが人的被害が大きく交渉や交易による融合が合理的である。日本文明は東のアメリカ文明と西の中国文明に挟撃されている。アメリカとの関係が悪化すれば日米安保条約がなくなり核の傘が消滅する。そうなれば中国の核兵器に対抗できない。また、アメリカとの関係を良くする為にアメリカ財務省証券や基軸通貨であるドルを支え続ければ日本の上場企業の多くは外資の支配下となる。既に上場企業の4割を彼らは保有している。アメリカは中国にも大量の資産を持つ。もし、中国との関係が悪化すれば中国から資本引き上げ、その資本により日本の金融支配率を過半数まで上昇させるだろう。日本との関係が悪化すれば日米安保を破棄して中国と分割統治するだろう。ちょうど戦前のダウンフォール作戦と同じ状態となる。
それに対抗するために大日本帝国は、陸軍軍人、軍属 約315万人 海軍軍人、軍属 約150万人 特殊警備隊の兵員 約25万人 国民義勇戦闘隊 約2800万人による迎撃作戦を立案した。これを決号作戦という。幸いにも分割されたドイツ領土を中心とする米ソ冷戦の始まりと昭和天皇の時節を読んだ終戦工作によって日本人はこの作戦を実行せずに済んだ。これは僥倖という他は無い。通常はカルタゴのような末路となるのが世界史である。
21世紀の決号作戦

スパルタが銀の流入で弱体化したように日本もバブルの影響で狂ってしまった。銭を妄信し自己鍛錬より他者非難を好む醜い存在となった。そのような弱体化した日本を列国は見逃さない。しかし、前回の大戦において士族集団は大きな間違いを犯した。【映画】二百三高地を見れば判るがエリート(大卒招集予備将校群)を消耗しつくしていたのだ。判りやすく言えば政治と軍事と経済を束ねる階層がズタズタ状態になっていた事を完全に認識しなかったのだ。カルタゴのハンニバルはフェニキア海洋民族であるがアレクサンドロス大王から学んだ。それはフェニキアの首都都市であるテュロスを滅ぼし見事な海軍戦略であるアレクサンドロスの原則を確立したからだ。大王は単純な陸戦屋ではなかった。大王は父であるマケドニア王フィリッポス2世から戦闘教義と訓練された軍団を継承できた。然しながら第一ポエニ戦争の敗北でカルタゴ市民の多くは軟弱化していた。その為にハンニバルはアレクサンドロスに匹敵する騎兵の指揮官となったが騎兵それ自体をカルタゴから得る事ができなかった。その為に彼は北アフリカのヌミディアとスペインから調達し訓練した。第二次ポエニ戦争が開始されてからは敵地であるフランス及びイタリアでガリア騎兵とガリア歩兵を調達した。では、ハンニバルは何故、戦わなければならなかったのか?
何故、決号作戦が必要なのか?
ハンニバルはローマの勢力拡大がやがて、スペインまで及ぶことを予見していたのである。その時、カルタゴはこれまで行ってきたように、争いを避け、他の地を穏便に求めようとしても、そのような地は地中海にはもはや存在しなかった。ハンニバルは、積極的な防衛策、すなわちイタリア侵攻に出るしか道はなかったのである。しかも、できれば、地中海の制海権の回復という有利な条件で講和条約を締結し、カルタゴが生業としていた海洋交易をこれまで通り行いたかったのである。この考えは、参考引用文献(12)が補完している。つまり、ムハンマド・ファンタール氏が参考引用文献(12)の中で、次のように述べている。「ハンニバルは、なぜ戦争をしなければならなかったのか。それはローマが、地中海全体を支配しようとしていたからです。ハンニバルはローマの覇権主義を防ぎ、地中海にもともとあった互いの勢力均衡を維持したかったのです。ですから、第二次ポエニ戦争で、カルタゴ側が勝利をおさめた段階でハンニバルは、「ローマが善隣平和条約を結ぶなら、カルタゴはいつでも応じる用意がある。」と、マケドニアのフィリップ5世に調停をするよう求めています。このことは歴史書にたくさん書かれているのに、現代の歴史家たちの間で、無視されていることはとても残念なことです。」(12)
それは資本主義が地球環境を破壊するからである。地球が壊れれば日本も破滅する。日本が決号作戦によって拝金主義勢力を遅滞させ時間を稼ぐ事が世界的使命である。今の日本人は精神がおかしくなっている。アラビック・ジャポニズムによる砂漠を緑化させつつ水素エネルギーシステムやサイバーキャッシュ、電光戦によるイスラム、ヨーロッパ、アメリカによる環境包囲陣が完成するまで日本精神を維持する必要がある。その為に第二次世界大戦時における高速空母艦隊を凌駕する名族エリートによる機動部隊を中東にて布陣させイスラム圏の緑化とそれによる農業による自立化を支援する一方、欧州への水素エネルギーシステム(ハイパーハイドライド)を供給し、水素文明を磐石にしなければならない。カルタゴの超人ハンニバルとシシリア島の天才アルキメデスが同一の人格によって重ね合わせの状態であったのが天佑神助であった。カルタゴ市民以上に情けない日本人ではあるが本土目前にまで危機が迫れば立ち上がるしかない。十分な質と数の歩(ポーン)が自発的に動くまでは、大駒である飛や車角(ナイトやヴィショップ)は動かさない。第三次ポエニ戦争でカルタゴは3年間の死力を尽くした見事な籠城戦を遂行した。もし、城外にハンニバルの部隊が健在であるならば長躯した遠征軍であるローマは敗れ去ったであろう。既に我が機動部隊は完全にアラビア圏及びインド洋世界に根を張った。もうすぐプレスカンファレンスや各大学政府に配布するワールド・グランド・デザインの教本である永井俊哉著の英書『水素文明』も完成する。インド洋世界と大西洋世界の知的な制海権を掌握する。彼らは日本人のように臆病ではない。彼らの世界での教育は、人生を楽に生きるノウハウを教えるのではなく、人生を生きる意義を教える。日本では処世術しか教えない。だから教師も政治家も尊敬されないのだ。日本のメディア制空権を完全に失ったがそれは既に想定内である。例えB29(毒電波)と潜水艦(アンダーグランドな暴力団)に日本を制圧されても硫黄島や沖縄戦のような陸戦となれば地の利はある。長き伝統技術と険しい森林がある以上は簡単には破れないだろう。数こそ少ないが1年で知の志願兵である読者コラムニストは6名を数える。2年で12名となる。10年で60名だ。優秀なコラムニストは一個師団に値する。日本のブロガーが60名が集まるのだ。『連山』の1つのコラムには月に1000名の読者が来る。60名だとすれば6万人だ。それぞれがスポンサーにより拝金的に支配されるマスコミと戦えば空を失っても十二分に遅滞対応できるであろう。幕末は志士の時代だったが21世紀の日本は知のチームワークを可能とするブロガーが改革勢力となる。中央型交換システムは崩壊する。しかし、CyberULSはネットや水素エネルギー、良好な土地不動産及び奨学生を担保とするサイバーキャッシュの情報を排他的に知の読者コラムニストだけに提供する。彼らの情報制御能力によってエントロピーは改善される。彼らによって資本主義以降の新世界秩序は日本に根付くだろう。これは預言ではなく現実の事である。
軍事革命(Revolution in Military Affairs)

リデル・ハートは、「近代軍の再建」(1927)の中で、以下のようなことを述べている。1)戦車は、歩兵の支援ではなく、決定的機動兵器であり、2)戦車は機械化された砲兵・歩兵によって構成された戦線の翼側、または後方連絡線に対して、できるだけ大量に集中的に使用すべきである。つまり、最小限度の被害で、最大限の効果を発揮するための作戦を立てるのであれば、機動力は自軍と敵軍の正面衝突させるのではなく、戦線を避け、スピードを活かしていきなり後方へ向かい、その後方線を絶つことをすべきであるということである。まとめれば、1)機械化の徹底、2)抵抗線の迂回、3)後方連絡線への決定的機動の3つである。これを彼は「間接アプローチ理論」と名付けた。しかし、抵抗線のないところ、それはつまり、容易には攻められない場所であることを意味しており、その容易ならざる地域を機動力を持って進むことを可能とするのは、さらなる軍事的革命たる兵器の進化であるとしている。
第二次世界戦は核兵器の使用で終わったが第三次世界大戦は核兵器の使用で始まるかもしれない。機動力と通信の進歩は兵士一人当たりの戦場を拡大し核兵器の通常使用の可能性を生み出し世界的な公害による良好な自然環境の崩壊は核兵器による自然破壊の敷居を下げた。人間それ自体が環境悪化の原因である新しい排他的な民族思想を生み題した。CyberULSは人こそ地球環境の制御に必要な存在という立場を取る。例え環境を保護の為でも、同じ能力値を持つ旧友でも、人為的に人を減らす事には協力できない。しかし、我々は彼らの邪魔はしない。何故なら、選択することによって選択されるのが情報社会である。彼らを止めるべきは機動力のない歩(ポーン、歩兵、百姓)の責務だからだ。
私は航空機を利用するが国際線の中でもインターネットが使用できるし電話で話すことも出来る。昔はエァメールや船舶でしか海外にはいけなかったが今では安価な価格で画像や音声、動画を即時に海外に送る事ができる。軍事革命たる兵器の進化が既に発生している。インターネットや携帯電話の普及がビジネスを変化させたように暴力システムである軍事力を大きく変化させている。日本はその中で致命的に遅れている。日本は高度な自動製造システムを保有しているために新兵器の製造は第二次世界大戦のアメリカのように迅速にできるだろう。問題となるのは戦闘教義の開発とそれに立脚した訓練である。第二次世界大戦中、英仏はドイツより多数の高性能戦車を保有していた。然しながら戦闘教義に基づいた装備と訓練を欠いていた。集団化した人間は訓練なくしては動けない。情報革命によってIDAサイクルが非常に短くなった。Iは情報伝達(Infomation)、Dは意思決定(Disition-making)、Aは行動(Action)を現わす。日本には対外強硬派の人々もいるが戦争になって当てになるのは自国の軍隊である。軍隊システムの脱中心化が遅れている日本国民は地獄を見るだろう。教育の脱中心化が公教育の廃止と同義であり、情報の公開が既存の社会支配体制の終焉と同義である。つまり、馬鹿に判るように言えば国家を当てにしている日本人は何が問題であるかさえ認識できないのだ。この認識できない状態の間に連続打撃・同時打撃をかけるのがRMAの真髄である。昔、ジンギスカンの軍隊が世界を席巻したのと全く同じである。その相対的落差の大きさが有史以来、恐らく初めて電光戦により破られるだろう。
兵士10万人が占領する地域の面積
ナポレオン戦争 20.12k㎡
第一次世界大戦 248k㎡
第二次世界大戦 2750k㎡
湾岸戦争 42640k㎡
兵士一人が占領する地域の面積
ナポレオン戦争 200㎡
第一次世界大戦 2475㎡
第二次世界大戦 27500㎡
湾岸戦争 42600㎡
アメリカ陸軍報告書『Army After Next』によれば2025年の戦場移動速度は現在の時速20キロメートルの10倍の時速200キロメートルを想定している。システムのシステム化にとって3つの解決しなければならない問題点があった。1.通信システムであるがこれは既にインターネット及び携帯電話の通信速度及び小型コンピュータの性能で解決した。2.新エネルギーーである水素エネルギーの大量貯蔵と大量輸送であるがこれはハイパーハイドライドによって解決した。3.制御理論であるがこれはサイバードクトリンとそれに伴う光の保存による量子コンピュータによって量産化の問題以外は解決した。
日本の面積は377835km²である。これを現在の軍事力で占領するには88万人の兵力が必要となる。これは世界最強のアメリカ軍でも不可能な数値である。イラクの面積は日本より広い。よってイラク戦争は兵力不足によって不可能な作戦であった。もし、それを行うには核兵器の使用しかなかっただろう。実際、アメリカには核戦争を待望する人々が何千万人も存在している。核兵器が誕生して60年以上が経った。それが通常兵器として使われるのか、毒ガスのように滅多に使われない兵器になるのかはわからない。それは地下鉄サリン事件のように敵対勢力のテロとして使われるのかもしれない。幸か不幸か通信システム、燃料システム、制御理論の3つが揃えば核兵器の使用に頼らなくても広大な地域を占領することが可能となる。日本列島を制圧するにも4~5万人程度の兵力があれば可能となるだろう。指揮する人間の能力が高く埋伏したオルグを活用すれば1万人程度の渡洋でも可能かもしれない。戦闘教義の違いはポーランドとナチスドイツの戦いが証明している。ハンニバル軍とローマ軍の戦いもそれを証明している。単純なエネルギーシステムさえ脱中心化できない平成日本人には、教育の脱中心化はできないだろう。教育の脱中心化ができなければ軍の革新は不可能に近い。アラビック・ジャポニズムによって日本の接木をするにしても、十分な質と数のポーン(歩)が動かなければ対応できない。歩のない将棋は負け将棋である。幸い1年で6人の読者コラムニストが現れた。10年後には60名になるだろう。その頃には財政も医療も崩壊しているだろうが集中したブログのネットワークに期待したい。高速に機動する軍は敵を撃滅する事にも使えるが気候変動による災害から人を救うことにも役立つ。自国民がよければ他国民がどうなってもいいという考えを持つ国には扱える陳腐な品物ではない。同時に自分さえ良ければ自国民がどうなってもいいという愛国心の無い人間にも扱える安価な品物でもない。昔の日本人は立派だったがそういう法や伝統を継承する人間は本当に少なくなってしまった。本土での知の戦いは殿軍に任せよう。対日広報用の『連山』に割いたCyberULSの数少ない日本人も諸外国の本隊に合流しなければならない。精鋭と新鋭を動かすには『連山』の過去のコラムを読んだ未来の人々の双肩にかかっている。選択する事によって選択されるのが情報社会である。国が滅びるのは有権者の背任である。<
CyberULSは局外中立の立場で地球環境の保護を推進する。我らが従うのはキュロスの精神です。
日本精神で戦う人々
松下村塾(しょうかそんじゅく)の教育
松陰が塾生に「君は何のために学問をするのかね」と尋ねると、塾生は「どうも本が読めませんので、よく読めるようになりたいのです」と答えました。すると松陰は「学者になるのではないのだよ。人は学んだことをどう実行するかが大切なんだよ」とさとしました。塾での勉強は、ただ物事を知ったり、理屈を言うだけでなく、何事も実行していくことの大切さを学ぶことでした。このように松陰は、自分の持っている知識を役立てて、今の日本の問題をどう解決するのかという生きた学問の重要性を説きました。
誇りを失わない勇気ある若者もいる。【自立】アメリカの占領が終わる日本 しかし、多くの臆病な中高年の存在は日本本土の若者の生存域を消滅させている。彼らには、疎開しか許されていないのだろうか? 世界の命運は関ヶ原である中東であり、日本の防衛の要は天王山にあり。日本人で連絡線の重要性を理解できる人は少ない。多くの傍観者たちは、日本をこのような状況の未来にしたいのだろうか?

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