近未来の日本としてのサイパン島
もし、貴方が古代のローマ人だとして、冬のアルプスを越えて象がやってきたという報告を受けたとしたらそれを信じることはできるだろうか。
巡回停電というのは私の訳語ですが、地区を変えて順番に2時間ずつ停電にするというものです。 一日は24時間ですからここサイパンを12地区にわけ、地区を変えて2時間づつ計画停電を行えば、消費者は2時間我慢すればいいわけですし、電力会社は丸一日発電量を減らすことができます。 ただ実際はどうなっているのか分かりませんが、私の地区はどういうわけか4時ごろから始まり2時間停電です。それも日によってまちまちです。 新聞で計画停電のスケジュールが発表されました。 こうなった原因は次のとおりです 1. 原油価格の高騰により発電用の軽油が十分に買えなくなったこと。 今軽油の世界的標準価格は1バーレルあたり$98ぐらいだそうです。 サイパンは製油所から遠隔地にあるため1バーレル辺り$105で買っているそうです。 この差がどのくらいの影響を与えるのかは消費量が分かりませんのではっきりしませんが相当に大きな影響があるそうです。 2. この前から何度かお知らせしていますがここサイパンの電力会社CUCが大赤字になりそうで軽油を買う資金がなくなりそうであること 一度ここの自治政府が大幅電気料金の値上げを決定しましたが、総選挙前であったため議会の反対にあい、1家庭1000KW/Hまでは特別の安い料金を適用するとの法案が可決され、それをここの知事が拒否権を発動し、又その拒否権を議会が特別否決をするとのすったもんだの末、今は安い料金が適用されています。 これではCUCが軽油を変えなくなってしまうということで又値上げとなりました。 CUCによるとこの値上げ料金が徴収されるのは12月からになるのでこの1-2ヶ月間のタイムラグで支払不能に陥るというものです。 今政府と燃料費の補助を話し合っていますがまだどうなるか分かりません。 前に一度CUCは不払いのために軽油の供給を止められたことがあります。 まさに綱渡りです。3. 発電機の故障により十分な電力が発電できないようです。もうこの発電機も老朽化してしばしば故障をしています。またこの整備にしても外国人労働者であるフィリピン人が当たっていますので、今入国管理法の改正で色々もめています。彼らがストライキでもやると何時直るかは分かりません 停電も問題ですが我々消費者はこの電気に関して色々問題を抱えています。 しばしば停電しますのでコンピュータのスイッチは出かけるときは必ず必ず切っておくこと。 どのコンピュータも停電に備えてバッテリーを使った補助電源を持っています。この補助電源がないと停電になるとコンピュウターが自然に切れてしまいディスクが壊れたりして直ぐ壊れてしまいます。でもこの装置は15分ぐらいしか持ちません。停電になると急いでPCをオフにします。 電源安定化装置も必需品です。ここの電気の電圧、電流は安定しません。電圧は115Vで送られてくることになっていますが、時たま130Vになったり100Vになったりするそうです。 したがって一定の入力電力を要求する器具はこの装置がないと壊れてしまいます。 私のレーザープリンターも買って直ぐ壊れました。今は使う時だけスイッチを入れています。 面白いのはファックスです。送る時には前もって電話をしてFAX送るからスイッチを入れてといっ てもらっています。
石油価格が上昇する前にブラジルやキューバのようにやるべき事はあった。しかし、北マリアナ連邦政府はそれを怠った。原子力発電にほとんどの予算を投下した日本は彼らと同じ未来となる。しかし、日本にはまだ多少の時間が残されている。天才とは凡人に見えないもので勝負する人であると言われている。凡人の見えない勝負する人が天才なら凡人が不可能なことに挑戦する人を超人という。日本人に何が見えていないかを説明する。
規格共通化と社会技術体系の重要性
シンガポールやUAEで購入した携帯電話はSIMチップを入れ替えるだけで他国でも使用することが可能である。使用方法を理解しているので非常に楽である。ローミングも標準機能であるが電話代金を考えるとSIMカードの入れ替えが便利である。日本の携帯電話は規格が違うので使えない。コンピュータのOSであるトロンが敗退したのも、半導体の中核であるCPUで敗退したのも、諸外国とのコミュニケーション不足であり、役所内部の天下り先企業の対立が土台にあった。石油価格が1バレル98ドルになっても、日本人には次世代水素エネルギー規格に参加しようという意識がない。携帯電話やコンピュータのCPUやオペレーティングシステムをさらに巨大化した悲劇が日本を襲おうといている。それは仕組まれた狂乱物価であり、計画的な人口崩壊である。
容易だったEPR(Energy Profit Ratio)=1の突破戦
エネルギーの出力/入力比=EPR(Energy Profit Ratio)
サトウキビ エタノール EPR 0・8~1・7
トウモロコシ EPR 1・3
トウモロコシ残渣 EPR 0・7~1・8
カナダのオイルサンド EPR 1・5
先ずはこのコラムを読んで欲しい。参照コラム
ですが、人口×自給率(カロリーベース)を算出してみますと驚くべきことがわかります。あらっぽいことではありますがこれを「何人分の熱量を自給できているか」という指標として考えてみましょう。そうしますと、日本は5,112万人分の熱量を供給できているということができます。これは狭い総農地面積から考えますと相当に健闘していると言えます。さらに単位面積当たりに換算しますと、1万坪あたり36人分の熱量を供給していることになり、他の国の熱量供給と比較しますと驚異的ともいえます。実にオーストラリアの90倍の熱量供給効率。
つまり、西欧諸国の農業は無駄が多い略奪型農法であり改善の余地があるという点である。また、もし太陽放射時間の長い砂漠や乾燥地で水問題及び化学肥料に頼らない農法が確立すれば多くのフォトンを得ることが可能となる。
次に燃料電池のエネルギー効率は80%を超える。
従来の発電方式
石炭石油の燃焼 → 熱エネルギー → 運動エネルギー → 電気エネルギー
燃料電池(効率は従来の2~3倍に向上)
水素 + 酸素 → 水 + 電気エネルギー
つまり、持続可能な農業と再生可能なエネルギーは社会技術体系の変化によって実現可能なのだ。さらにエネルギーロスの多いトラック輸送から海上輸送と鉄道輸送へと量子力学に基づいて再編成を行えば効率はさらに向上する。日本は高齢化する。つまり、老人は自分で自動車を運転するよりは船着場や鉄道の駅近くの高層マンションに住むほうが便利である。CyberULSは多くの日本人が覚醒する前に海外でこの実験を行っている。しかし、多くの日本人に一番知って欲しいのは科学技術では地球の環境問題は解決しないということだ。原爆も、原発も、多くの公害も、地球温暖化も、全て科学技術が生み出した。人は安易な解決方法に頼ってはならない。次の水素文明に必要なのは哲学的数学的後験科学的な認識力である。会社のために利益を優先すれば、雪印やミートホープや姉葉建築士のように会社を潰し、自分自身も自壊するだろう。
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