doctrineによる人生分岐

桶狭間の戦いと長篠の戦い

戦闘教義(battle doctrine)とは

「ドクトリン(doctrine)」とは、(1) 教義、教理、(2) 主義、学説、(3) 政治・外交上の原則、という意味で、もともとの原義は「教えること」です。[doc(教える)]+[tor(人)]で博士,医師。[document]で「教え示す物」。

「戦闘教義(battle doctrine)」とは軍事用語で、戦いで使用される「型」「戦法」のことをいいます。「得意な戦法」とか「得意技」というと判りやすいでしょうか。「バトル・ドクトリン」とか「コンバット・フォーメーション」と呼ばれることもあります。旧日本軍では戦闘教義という言葉ではなく、白兵主義や火兵主義といったように「主義」という用語を用いていたそうです。でも、主義と言ってしまうと動的な印象が薄まって、なんか教条的な感じを受けますね。
出典:想 月: やさしい「戦闘教義」講座 1 戦闘教義とは


炭素文明と水素文明の戦いは各国で発生しています。当然、日本人の敵は日本人ですし、中国人の敵は中国人、アメリカ人の敵はアメリカ人となります。織田信長と今川義元、武田勝頼はそれぞれ桶狭間の戦い、長篠の戦いを行いました。当時は槍や刀で戦う戦国時代でしたが、現在の日本はマネーやメディア、アカデミーで戦う無形化戦争(情報化した戦争)です。
戦いにおいて最も重要なのが戦闘教義です。織田信長公は邪道により桶狭間の戦いに勝利しました。何故、邪道かといえば、この勝利により織田家は今川義元の領土や特権を奪えず、自軍の戦死者の分だけ損害となりました。今川義元の領土を侵食したのは武田家や徳川家でした。織田信長の目的は天下布武でありそのためには京都や大阪を得る必要があったのです。京都には帝(大義名分)、大阪は堺(南蛮交易都市)がありました。
織田信長が鉄砲を使った戦闘教義を組み上げ長篠の戦いまでに必要な月日はは四半世紀でした。これは教義というものが他者に教えることにより完成するという事ですので時間がかかります。桶狭間の戦いは邪道で長篠の戦いが正道である所以です。この戦いで武田家は半身不随となり多くの領土は勝利者である連合軍の織田家徳川家が摂取しました。


マネー戦争の本土決戦



10倍のインフレ

世界全体で、実態経済のマネーが7000兆円、投機マネーゲームのマネーが70000兆円(7京円)あるそうですね。10倍です。

そこに金融危機が来て、マネーゲームの方があやしくなった。借金を返さずに倒産してしまう会社が、いっぱい出そうになっている。ババ抜きみたいに、売り買いの2枚をそろえて手持ちの札を減らして、早く逃げ出そうという人が多くなっている。

マネーゲームから逃げ出したマネーで、実体経済の商品を買うすると、10倍のマネーが流れ込むので、物価が約10倍になるというのは妥当です。ただし、上下に変動してから後のはずなので、時期は分かりません
出典:10倍のインフレ - 流水成道



鉄砲や弓矢で命を取り合うのではなく、マネー戦争は金の取り合い、メディア戦争は洗脳戦争、アカデミー戦は方法論で、戦います。負ければ権威がなくなり、権力を失い、貧しくなります。日本ではマネーが力を持っていますがその力は情報より低くなりました。ロシアでは権力が大きな力を発揮しています。人が人である以上、このような戦いは宿命的に逆らえません。我らの敵は海外勢力でもなく、国内利権でもなく、真の敵は匿名ブロガーです。彼らの殲滅なくして日本が正しい道に進むことはありえないでしょう。彼らは青少年を悪の道に誘いこむ魔の巣窟なのです。

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落ちぶれていく敗北者




出典:あほうどりのうた: ミャンマー カンペレ村 その6

これまでは孤独な人間でも金さえあれば生きていくことは可能でしたが、お金に頼ったら死ぬ社会が到来するからです。インフレで貨幣の価値は10分の1になりますし、世界的な金融危機は公的医療や年金すらも吹き飛ばし、さらにエネルギー価格が上昇すると移動や物流にかかる費用も莫大なものになります。コミュニケーション能力や信用力のある人は生存率は高まっていきますが、拝金主義者や孤独な人間は生活が行き詰まり死亡率が飛躍的に高まるでしょう。いまアメリカやイギリス、日本で中央銀行が長期国債を買い取るなど通貨膨張政策がとられていますが、これが資本主義の最後の打ち上げ花火になり、既存の社会システムは崩壊します。ソ連が崩壊したときのような、混乱した世の中になるでしょう。失業率が高まるアメリカでは、来年の秋頃に社会革命や内乱に火がつきそうな気配です。評論家の小室直樹氏や人類学者のエマニュエル・トッドはソ連の崩壊を的中させました。未来予測ができる人間もいるのです。

すでに大学などではリア充といわれる充実した日々を送る若者と、便所で昼飯を食べなくてはならないような若者とで、絶望的な格差が生じていますが、孤独な人間は生存自体が脅かされる社会になっていきそうです。これまでは、ただの紙切れや帳簿上の数字にすぎないマネーが圧倒的な力を持っていました。マネーは便利なものですし、無くなることはないでしょうが、すでに情報の力が資本の力を上回っていることからも分かるとおり、その力は激減していくでしょう。マネーよりコミュニケーション能力や信用力が価値を持つ社会です。
出典:21世紀の格差社会とは - Never Say Die!


関連文献:サーカーの予言―資本主義は花火のように爆発する

doctrine(ドクトリン、教義、教理)とは差異を生み出す教育体系です。同じ日本人でも織田軍には鉄砲隊を運用するシステム体系(戦闘教義)がありました。陣城という野戦築城は馬防柵と堀により構築され補給は南蛮渡来の硝石や硫黄を使った火薬と鉛を溶かして作る弾丸工房や鉄砲鍛冶でネットワーク化されていました。武田軍にはそれがなく、同じ日本人でも遅れた教育体系(教理)が染み付いて武田は高い死亡率と低い生存率の積み重ねにより滅亡しました。完璧の形は時代により変化しハードウェアよりソフトウェアの改良に時間が必要となります。鉄砲を購入するより鉄砲隊を運用する方が実は難しいのです。現在の日本は、教育従事者(文部科学省、教員組合、教材会社)の為に学ぶ旧い人々と、遠隔教育学習(静的学校なく固定化した教材なく教師なし)で学ぶ新しい人々に別れました。
doctrineによる人生分岐により10倍の速度で死活が明確化され顕在化します。
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必読コラムNihonist Academy » 無形化世界の戦略論 (6) 運動量一定の法則

参考文献:新説 桶狭間合戦―知られざる織田・今川 七〇年戦争の実相 (学研新書)



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