災害対策におけるバックアップの進め:OS標準機能

ウイルスやシステム問題が起きやすいクリスマスや年末年始が過ぎて1ヶ月が経過しました。
データ消失・破壊の原因はソフトウェア、ハードウェアの故障に加え悪意を持った侵入者によるものが増加しています。
最近は地震、台風、竜巻、落雷等大規模天災による災害が恒常的になりつつあります。
 


気象庁:日本付近で発生した主な被害地震(平成8年~18年12月)

印刷物をデータ化し拠点を分けて分散している方もいらっしゃるでしょう。
多くの会社は社内にサーバーコンピュータを設置し、少なくともサーバーがダウンして業務に支障がでないようにサーバーのファイルを定期的にバックアップしています。しかしこのバックアップはサーバーのダウンに備えたもので決して個人のファイルを保護するためのものではありません。
また、データ消失の1番の原因は実は「人為的なミス」です。ディスクがクラッシュする以前にパソコンの使用ユーザ自身がデータの脅威となっています。その意味ではCD-ROMやMOのような外部メディアがなくとも、パソコンに接続されたハードディスクにバックアップを取ることでデータ消失のリスクを十分避けることができます。 最近のパソコンは使い切れないほどの大容量ハードディスクを搭載していますから、新たに投資をすることなく大切なデータを保護することができます。
バックアップはご自身が使いやすいバックアップソフト(一度設定すれば自動実行、バックアップするデータの更新頻度や重要度に応じてバックアップ頻度やバックアップ先を設定できる柔軟性を備えているもの等あります)を選択してバックアップを実施する事が一番ですが、今回はWindows標準のバックアップ機能をお伝えします。
 
 
バックアップ手順URL
 
 ・Windows Vista

 ・Windows XP

 ・Windows 2000

 ・Windows 98

 
マイコンピュータ等からバックアップ対象ファイルを直接選択してバックアップ(コピー&ペースト)しても良いですが、上記リンクの手順はアプリケーションが頻繁にアクセスしているファイルや、レジストリ情報を失敗する事なく取得できるメリットがあります。ドライブ単位で指定する等、ユーザが普段意識しないファイルを含む大量のデータを一括でバックアップする時に向いています。
個人で出来る災害対策、それもITの範囲に限るものですがこういった準備の積み重ねが、思いがけない事態に慌てず的確な行動をとる何よりも重要な事へと繋がるのではないでしょうか。
 
 
<シマンテック:インターネット利用歴3年以上のインターネットユーザー年代別男女1100名を対象のアンケート>


 なくしたら困るデータについては、「住所録などの連絡表」(60.2%)、「デジカメなどの写真画像」(50.1%)との回答が多かった。しかし、バックアップを実施している割合はそれぞれ57.6%、59.9%であった。また、回答者の半数近くがデータのバックアップをしておらず、その理由は「面倒だから」という回答が45.8%と最も多く、「やり方がわからない」と答えたのが31.9%だった。

 なお、過去1年間に大切なデータを損失した経験があるユーザーは全体の26.5%で、パソコンの利用歴が長いほど損失経験も多いという傾向が出た。

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