学校で経済の勉強をしたり、本屋にいけば経済の専門書が数多く売られています。経済とは何のためにあるのでしょう。単に金儲けのための学問でしょうか。私はこう考えます。
経済とは世の中に生きる人全員が生きるためのものである。
一部の人だけがいい思いをして大部分の人が飢えて苦しむとか、弱肉強食とか弱者切捨てを平気でやる某国のやり方とは全く異なります。欧米諸国を見ると、常に自分と敵が争った結果、勝利することに重きを置いているように見えます。先祖がきびしい自然の中で狩猟生活をしていたためでしょう。食料不足で困った場合、食料を持っている人から奪うことをする人が生き延びてきました。
一方、南太平洋の楽園では、自然の恵みに感謝しながら、自然と共存しています。仲間たちで畑を耕し、作物を作ってきました。台風などの自然災害に苦しむことはあっても明日は明日の風が吹くという感じで、争いとは縁がないようです。食料が不足したら、お互い助け合ったり、次の収穫まで我慢するという行動をする人が生き延びてきました。日本もこちらの方に属します。
豊かな自然で生きているのか、砂漠みたいに厳しい自然の中で生きてきたのかで、人の行動はずいぶん変わります。2つのグループが争った場合、強い方が勝つので、現時点では欧米の価値観が世界中に蔓延しています。
このままいくかというとそうではなく、環境の悪化や、食料や水不足、エネルギー不足が地球規模で起こるため、欧米流のやり方から大きく変えなくてはならないのが21世紀前半です。そうするとみんながより良い環境で生き延びることが重要な課題となります。今は、金儲け主義と批判されている経済ですが、原点に戻って、世の中に生きる人全員が生き延びるにはどうしたら良いのかを真剣に考えていくようになる日も近いでしょう。
