日本でやっている無駄な公共事業は箱物や道路を作ることが多いのですが、某国は地球のどこかで戦争を起こして破壊し再建する戦争ビジネスを行っています。今回、戦争の善悪は今回無視して、大規模な消費活動としてとらえます。
ある国が隣国深く攻めていき、前線が国境からだいぶ遠くなると、前線と後方を結ぶ補給線がどんどん延びていきます。食料や武器は日々の戦闘で消費され、新たな戦力の投入もしないといけないので、前線にどんどん物資を送らないといけません。補給線が太ければ太いほど多くの物資を前線に送ることができるため、大軍を派遣することが可能となります。補給線を断てば長期間の戦闘を続けられないため、退却するしかありません。
何が言いたいのかというと、自国の能力を過信して、補給路を軽視すると勝てる戦いも負けてしまうということです。補給線に過大な負荷をかけたり安全を脅かされると不利な状況に変化してしまいます。軍隊の行動に経済が制約をかけるわけです。どんなに優秀な軍隊であっても補給なしでは飢えて死んでしまいます。
大東亜戦争のアジアをみると、南方に石油があり、本土に工場がありました。その間の物資輸送ルートは現在でもシーレーンと呼ばれていますが、米軍の潜水艦に船をどんどん沈められてしまい、兵器を作る原料も、飛行機を飛ばす燃料も届かないのですから、軍隊や指揮官の能力で負けたというよりも、補給路が断たれて負けたと言ってよいでしょう。
戦争の話から、身近な話に転じると、ある会社が継続して事業を行う場合は、短期的な利益で考えるよりも、長期的に考え、人を育てたり、資金を補充したり、体制を強化したり、いろんな手を打って、消耗戦にならないように心がけたいものです。
