「災害救助プロフェッショナル展」レポート


「災害救助プロフェッショナル展」の看板:警察博物館入口

GW期間中、東京の警察博物館で、地震やテロに備えるための特別展示「災害救助プロフェッショナル展」が開催されました。5月3日に行った際のレポートです。(4月26日に、下記のニュース記事をたまたま見たのがきっかけです。

 地震などの災害やテロに対する意識を高めるため、警視庁は東京都中央区の警察博物館で、「災害救助プロフェッショナル展」を開催している。 新潟県中越沖地震や国外の大地震の被災状況を撮影した写真などの展示のほか、阪神・淡路大震災の再現映像をビデオ放映している。 7月の北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)を控え、都内での警備活動に理解を得るため、国外でのテロ現場の写真やテロ対策装備品なども展示した。 機動隊のヘルメットやプロテクターを装着し、透明防護盾や高圧放水銃も実際に手に取ることができるという。 28日の休館日を除いて来月6日までの間、毎日午前10時から午後6時まで開催され、入館料は無料。
警察博物館では、警視庁の歴史と活動に関する資料を多数展示しています。ぜひご家族でご来館ください。入場は無料です。

特別展 :災害救助プロフェッショナル展 ~首都警察レスキュー2008~

 昨年は能登半島地震や新潟県中越沖地震など大規模地震が発生し、首都圏では直下型地震の発生も危ぶまれています。改めて皆様に地震や災害に対する意識を高めてもらうため、特別展を開催いたします。

【期間】 4月25日(金)~5月6日(火) ※ 4月28日(月)は休館日です。

【主な展示内容】
○ 災害用資器材 山岳救助や機動救助(レスキュー)など、活動時に使用する資器材の展示
○ 災害救助服 水難救助服や生化学防護服など災害警備出動時に着用する制服の展示
○ 帰宅支援マップ作成 白地図に被災時の帰宅ルートを書き込む
○ 緊急地震速報 緊急地震速報の紹介と計測震度計の展示
○ 写真パネル 国内外の大規模地震や山岳救助訓練などの写真展示
○ 災害ビデオ 阪神・淡路大震災の再現映像の放映
○ 子ども探索体験 簡易画像探索器等を使って模擬倒壊建物内の要救助者を発見する探索体験コーナー
○ サミット警備展 サミットの歴史や北海道洞爺湖サミットの紹介

【開館時間・交通の便】

○ 所在地 〒104-0031 東京都中央区京橋3丁目5番1 電話03-3581-4321(代)
○ 開館時間 10:00~18:00
○ 休館日 毎週月曜日 (祝日に当たる場合は翌日)、年末年始 (12月28日~1月4日)
○ 交通の便 地下鉄
◆有楽町線[銀座一丁目]  7番出口より徒歩2分
◆銀座線[京橋]  2番出口より徒歩1分
◆都営浅草線[宝町]  A4出口より徒歩2分


警察博物館の入口には、千代田区が所有している起震車(震度7や関東大震災の再現をしてくれる車)が来ていました(これの感想は次回のコラムで書きます)。

警察博物館の前に起震車が来ていました

天気が良いこともあり、多くの家族連れが警察博物館に来ていました。お目当ては、子供用の警察官の制服を着せて、なりきり写真の撮影です。子供にコスプレさせて、ピーポ君とか白バイに乗せて楽しんでいました。

サイドカー付き白バイ(乗車可)
天皇陛下『即位の礼』パレード車列の先導 (平成2年11月12日・桜田門付近)

 1階には警察関連商品も売っていました。今回の特別展は5階です。展示内容は、上の方でも書いたとおりです。本コラムでは洞爺湖サミットにおけるテロに対する対応に関する展示に注目しました。

テロへの対応

 世界各地で多くのテロが発生しています。テロの発生を未然に防ぐと共に、発生後の被害を最少にしたいところです。

生化学防護服と機動隊の透明防護盾

黒い服を着た機動隊の方が持っている透明な盾は、先日の長野での聖火リレーのランナーと並走していた警備員も持っていました。かなり厚く、じょうぶそうでした。灰色の服の人が両手に持っているのは放水銃です。水が出ます。背中には水を貯めるボンペを背負っています。

化学防護(化学テロや化学災害対策)
密閉式化学防護服I型(ドイツ製)
密閉式化学防護服I型(ドイツ製)の解説

1995年の地下鉄サリン事件の際、この黄色い服を着た方や、上の灰色の服を着た方が大勢登場して、サリンの除去作業を行ってくれました。黄色だから原発事故が起こっても対応できるのかどうか不明です。

緊急地震速報の展示

緊急地震速報に関する展示のコーナーでは、ウルトラマンファミリーと、クレヨンしんちゃんファミリーのポスターでわかりやすく説明されていました。テレビでは緊急地震速報のデモンストレーションが繰り返し放送されていました。 右下の四角い箱は一世代前の震度計です。テーブルを揺さぶると1分後に、画面に「震度2」とか「震度3」という表示をしました。

5月8日、1時45分に水戸市と栃木県茂木町で震度5弱の地震(震源は茨城県沖、地震の深さは50km、M7.0)が発生しました。自宅で揺れを確認した後、ラジオのNHK第一放送を聞いたところ、ちょうど緊急地震速報が流れていました。「関東地方と東北地方に強い揺れが発生します」という趣旨だったように覚えていますが、デモで見るのと、実際に体験するのとでは、心の余裕が違います。今回の緊急地震速報は揺れた後でしたが、回数を重ねるにつれ、いいタイミングで出せるようになると思います。緊急地震速報ではP波とS波の速度差を利用しているため、震源から近いと数秒しかありません。心の準備をするだけでもいいのですが、モノが落ちてくる場所から離れたりするには、なかなか動けないものです。大きな地震が発生する2日前くらいにわかれば、原発を止めればメルトダウンにならない程度まで原子炉を冷やせますし、なにかと準備もできるのですが、なかなかうまくいかないようです。
【関連するHP】
 国民保護ポータルサイト 、 警察博物館

頻発する地震と原発事故

東京電力は8日、定期検査中の福島第一原発2号機(沸騰水型炉、福島県大熊町)のタービン建屋の地下1階で放射能を含む水が漏れているのが見つかったと発表した。放射能を含む水が25リットル、含まない水が75リットルで、外部への放射能漏れはないという。8日未明に起きた茨城県沖の地震との関係はわかっていない。
8日午前2時過ぎ、地震後のパトロールで3カ所に水がたまっていた。タービンを回した蒸気を水に戻した後、ためておくタンクのポンプが作動せず、タンクからあふれた可能性があるという。


彼らの真の目的は地震(人災型天災)による列島被曝であり水素文明の破壊である。by 伝説の覇者

主要アクセス先(原発震災を知っていた人達の一部

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.cyberuls.com/blog/mt-tb.cgi/7217

コメントする