経営危機のウワサで取り付け騒ぎが発生
麻生内閣が誕生したというニュースが踊った日、香港の銀行で取り付け騒ぎが発生しました。
【香港=吉田渉】香港の地場大手銀行、東亜銀行(バンク・オブ・イーストアジア)で24日、預金の取り付け騒ぎが発生した。破綻した米リーマン・ブラザーズの金融商品に4億2000万香港ドル(約60億円)投資している。経営危機のうわさが携帯電話のメールを通じて流れ、夕方には本店の周りに数百人の行列ができた。 東亜銀は緊急記者会見を開き「自己資本比率は14.6%ある」として経営危機を否定した。事実上の中央銀行に当たる香港金融管理局(HKMA)の任志剛(ジョゼフ・ヤム)総裁も「東亜銀の財務は安定している」と述べた。そのうえで「必要があれば資金供給する」と述べた。 同行は李国宝(デビッド・リー)会長が率いる財閥の中核銀行で、香港の独立系銀行で最大手。香港市民は米国発の金融不安に敏感になっており、うわさが広がった。 (01:04)
[出展:香港の大手銀で取り付け騒ぎ (日経新聞)]
香港の地場銀行最大手の東亜銀行がリーマン・ブラザーズの経営破たんによる影響で投資資金がこげついて資金難に陥ったというウワサが携帯電話を通じて流れ、東亜銀行の店舗に預金者が行列をつくる取付け騒ぎが発生しました。 香港の預金者も、アメリカの金融危機から無縁ではないということを肌で感じていて、取り付け騒ぎにつながりました。 日本の銀行でも、トリプルAの債権を幅広く購入したところはなかなか苦しいところではないでしょうか。 預金者から集めた預金は、ほんの一部しか銀行の金庫の中にありません。ほとんどは企業に貸し出されたり、投資先に行っているため、預金者が預金をどんどん引き出すと資金繰りに苦しみます。 銀行間取引で金利を上乗せしないと資金調達ができなくなり、最終的に日銀から特別融資を受ける事態に追い詰められます。 日本はサブプライム問題に関連した影響は限定的だと、大本営は発表しています。 ですが、マネーの大波は最終的に日本に襲い掛かります。
橘みゆき 拝

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