多重債務者230万人

全国信用情報センター連合会(全情連)の調べによると、5社以上の消費者金融から融資を受けている多重債務者は230万人にのぼり、平均借入残高が200万円以上であることがわかりました。国民の2%近くが多重債務者というわけです。とても深刻な数字だと思います。

200万円を年20%の金利で借りた場合、利息だけで月3・3万円以上(年40万円以上)となります。お金がないから高い金利を借りるわけですから、返済するのは困難です。借金は複利計算で増えていきます。返済できる限度を大きく超えるまでそれほど時間はかかりません。自己破産でもしない限り、借金返済のために犯罪を犯したり、命を落とすことにつながります。

彼らが借金を始めた理由は、収入が減ったのに、生活レベルを下げられず、生活費を工面するためとか、支出を抑えられずに不足分を借金して自転車操業した人が多いが、家族や自分の病気で出費がかさんだとか、友人に騙されて借金をしたなど、様々な事情のようです。

今がよければ、明日はどうなってもかまわない。そこまで刹那的な心境になっているとは思いませんが、借金というのは将来の収入を束縛するものであることを意識して、収入の範囲内で生活できるように支出を減らすことを体で覚えないといけないのでしょう。以前、カーラジオを聞いていたら、こんなことを歌っていた人がいました。「ご利用は計画的に。というけれど、計画的な人は、消費者金融を利用しないんだよ」

橘みゆき 拝  2006/07/24

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