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インフレとデフレの共存

橘みゆき

8月になり、近所のガソリンスタンド(セルフ)での販売価格を見たところ、レギュラー1リットル141円でした。この水準は湾岸戦争のピーク時とあまり変わらないそうです。ガソリンの価格は5月の連休が終わってから比較的安定していたのですが、仕入れ値アップを販売会社で吸収するにも限界がきています。物流の運送費アップに連動するのも時間の問題です。また、漁船の燃費アップで魚の水揚げ量が減ったため、魚の価格もアップしています。天候不良による野菜の価格アップもあり、スーパーに行くとだいぶモノの値段が上昇していると実感します。生活費がアップに転じてきています。

ここで問題です。物価上昇にあわせて、私たちの勤めている会社の商品やサービスの価格は値上げできるでしょうか? 石油も値上げしてますからねと値上げを承諾してくれるところは少ないでしょう。値上げなんてとんでもないと取引先から逆に値下げを迫られたり、価格競争上値上げできないというケースが大多数ではないでしょうか。インフレとデフレが共存している状態です。原材料や人件費などのコストはアップしているのに、売上げに結びつかず、利益がどんどん減っていく。みんながそういう状況が続く時、政府は認めないでしょうが、不況下でインフレが進むスタグフレーションです。

誰にもまねができないモノやサービスを提供している会社は値上げすることができるでしょう。値上げできない会社はインフレ進展と共にコストアップを吸収できなくなり、今までと同様の品質を提供することができなくなり、ジリ貧となります。旧東ドイツの工場みたいに共産圏が崩壊してから事実上消滅しました(国営企業などはしばらくは開店休業をしていたようですが)。

デフレ時代は現金を握っていて、じっと黙っていれば生き延びることができましたが、インフレ時代はその作戦では現金は価値を減らしてしまい紙くずになってしまいます。インフレ時代は何か打開策を打っていく積極的行動が求められます。

橘みゆき 拝

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コメント (2)

高嶺:

インフレ時代を生きる秘訣はなんでしょうか?

橘みゆき:

高嶺さん、こんばんは。
戦後直後に生きてきた祖父母達の世代が何をしていたでしょうか?
参考となります。
モノの価格が上がるため、支出を見直し、収入を増やすために
とにかく働く。それでやっと食べられた。
何もせず、ボーっとしていたりする余裕はありませんでした。
自力でなんとかしたり、仲間たちで助け合ってきた。

インフレは、お金が手元にあったとしても日々価値が下がっていき
ます。お金を貯めたり、増やしたりしても実質マイナス。
今あるお金を有効に使うことを模索した方が良いと考えます。

今100万円あったとして、5年後のあなたや周りの人達にとって
役に立つ使い方を考えてみてはどうでしょうか?
いろんな使い道が見えてくると思います。

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